腰痛予防に「足指」のセルフケア(動画あり)

自分でも出来る「腰痛の予防の足指セルフケア」

 

年も明けて関西地方もグッと寒くなってきましたが、皆さんいかがお過ごしですか?

さて、寒くなると腰の痛みを訴える患者さんが多くなるのですが、今回は「腰痛のセルフケア」です。

まず、基本的な考え方として、「腰が痛いから」と言って「腰の痛いところ」だけをマッサージしたり湿布やカイロを貼っても、あまり効果は望めません。

たとえその場はしのげても、効果は一時的なもの。

それよりも「なんで自分は腰痛になるのかな?」ここを考えてみるのが大事です。

例えば「立ち方」。

目を開けて、片足立ちをしてみて下さい。

どうですか?フラフラせずに立てますか?

もし…立ちにくい方の足があれば、普段から片足重心で立つ癖があるかもしれません。

重心が傾くと、腰の一部に負担がかかる為、腰痛の原因になります。

駅のホームや台所で立っている時に、「片足重心になっていないかな?」と自分の体を気にしてあげて下さい。

次に足の指。5本の指が、しっかり曲げ伸ばし出来ますか?

(裸足になって、パーした時、5本の指が全部離れれば合格です。

グーも親指だけでなく、小指までしっかり曲げれますか?)

普段、靴の中に押し込まれている足の指は、ほとんど意識して動かすことがありません。

そうすると、人の関節って動かなくなるんです。

私ごとですが、小学生の頃、鎖骨を骨折して1ヶ月ほど片腕を肘まで固定していました。

(鎖骨の骨折で普通は肘まで固定はしませんが、けっこうややこしい(汗)鎖骨の折れ方をしたんです)

すると、まぁ不思議!

固定を外したら「肘が動かない!」もう「えっ~~!?なんで~~?」ですよ。

肘はケガしてないのに、1ヶ月も動かさないと関節って固まるんです。

ですからね、私たちの足の指も「意識して動かさないと」どんどん動かなくなります。

では、「足の指が動かないと何が悪いか?」

結論を言えば、立ち方・歩き方に影響が出ます。

なぜなら、動きが悪い指は、起立時や歩行時に体重を支えにくい。

体重が支えにくい…ということは、重心も傾く。

重心が傾くと、腰の一部に負担がかかり、腰痛の原因になる…ということです。

以上、「腰痛予防になる足指のセルフケア動画」でした。