肘の痛み



- 休ませると楽だが、使うと痛い
- 重い物を持つと痛む
- 仕事や家事で使うので、休ませることができない
- スポーツで痛めた後、なかなか治らない
- 痛みだけでなく、ピリピリ痺れる時もある
肘の痛みが、なかなか治らない方へ
〜「一度よくなっても、また痛くなる」その理由とは〜
そもそも、肘の痛みと一言でいっても、
内側・外側、スポーツ(ゴルフ・野球・テニス)、
家事や仕事で痛めたものなど、さまざまなケースがあります。
そして、すでに整形外科や整骨院を受診され、
「テニス肘」「野球肘」などと診断を受けている方も多いかと思います。
電気治療やマッサージ、ストレッチなどを続けている方もいらっしゃるでしょう。
それにも関わらず、
・なかなか改善しない
・休ませると楽だが、使うと痛い
このような状態を繰り返している方も、少なくありません。
では、電気やマッサージ、ストレッチが良くないのかというと、
決してそんなことはありません。
実際に、それらの治療で改善されている方も多くいらっしゃいます。
ただ一方で、
👉 なかなか「痛みが改善しない」方がいるのも事実です。
そこでこのページでは、
👉肘の内側・外側など痛む場所に関わらず、
「なかなか良くならない肘の痛み」でお悩みの方に向けて、
その理由と対策をお伝えしていきます。

患者さんから「よく聞くお悩み」
実際に、こんな相談を受けることが多いです。
スポーツで痛めた後の痛みが残る
ゴルフ
一度強くダフった後から痛みが出て、
そのまま何週間、何ヶ月も違和感が続いている。
テニス
ひどい痛みは取れてきたが、
サーブやバックハンドで打つと痛みが残る。
野球
全力で投げた時の痛みがなかなか引かない。
肘が伸びない、曲げると痛い。
仕事で肘を痛めたケース
現場仕事や工場で、重い工具を使う方。
パソコンや調理など、肘をよく使う方。
・繰り返しの作業
・力を入れる動き
・長時間の負担
こういった条件が揃うと、肘に痛みが出やすくなります。
家事・育児・介護での肘の痛み
・フライパンや鍋を持つ
・洗濯物を干す、取り込む
・掃除機をかける
・お風呂掃除や拭き掃除
・抱っこや介護
こうした動作は、一回の負担は軽くても、
回数が多いため、負担が蓄積していきます。

「休ませても良くならない…」理由とは?
仕事や家事、スポーツで肘を痛めた後、
「休ませると楽だけど、使うとまた痛くなる…」
そんな経験はありませんか?
痛み出した「きっかけ」が、ケガによる炎症であれば、
時間が経てば、ある程度は落ち着くはずです。
たんに、ケガによる炎症であれば、
痛みは時間とともに落ち着くかと思います。
それにも関わらず、
・なかなか回復しない
・少し良くなっても、また痛くなる
もし、このような状態なら、
👉 何か「肘に負担をかけている」別の原因があるかもしれません。

肘以外に、痛みの原因があるケース
当院に来られる
「なかなか良くならない肘の痛み」でお悩みの方を見ていると、
👉 肘以外の場所にも問題があるケースが多い
と感じています。
例えば、
手首の使い方
スマホやパソコン、家事などで手首をよく使う方は、知らないうちに負担が蓄積しています。
その負担が肘に影響し、肘の痛みを長引かせていることがあります。
肩の動きの悪さ
本来、肘(腕)の動きは肩から連動しています。
しかし肩がうまく動いていないと、肘がその分をカバーするため、肘への負担が増して、痛みを助長させます。
腕全体のねじれ
日常のクセや姿勢によって、腕全体にねじれが出ていることがあります。

このような状態では、肘だけをケアしても、痛みはなかなか引きません。
なぜ「痛みが戻る」のか
電気を当てたり、湿布を使ったりすると、
一時的には楽になるかと思います。
例えば、
・キネシオテーピング
・サポーター
・アイシングや湿布
・電気治療
これらはすべて、炎症を抑えたり、患部を安静に保つ効果はあります。
ただし、
👉 アプローチしているのは「肘」だけです。
もし、肘の痛みの原因が、別のところにあったとしたらどうでしょうか?
・手首や肩の負担が取れていない
・腕全体のねじれが解消されていない
・自分では気がつかない「負担のかかる肘の使い方」をしている
このような状態であれば、
👉 再び同じ場所に負担がかかり、痛みが戻ります。
つまり「肘」だけをケアしても、根本的な改善にはつながりにくいのです。

当院の考え方
当院では、肘だけに痛みがある場合でも
必ず体全体を確認します。
特に見るポイントは、
・手首の動き
・肩の可動域
・首や背中の状態
です。
そして、
・肘痛の本当の原因はどこか?
・肘の使い方に変なクセはないか?
を確認しながら、
👉 腕全体のバランスを整えていきます
よくある質問
Q. 痛いときでも、ストレッチはした方がいいですか?
A. いいえ、痛みがある時は無理をしないことが大切です。
ただし、痛みが強くない範囲で、軽く動かすくらいなら結構です。
Q. サポーターやテーピングは必要ですか?
A. 一時的に負担を軽減する目的では有効です。
ただし、それだけでは根本的な改善にはつながりません。
Q. どんな人が来られていますか?
A. スポーツや仕事、家事で痛めた方などさまざまです。
「他では良くならなかった」という方も多く来られています。
Q. 施術は痛いですか?
A. 強い刺激は行いません。
体の状態に合わせてやさしく整えていきますのでご安心ください。
まとめ
肘の痛みは、
「肘だけの問題ではない」ことも多いです。
・休ませていれば楽だが、使うとまた痛い
・リハビリをしているのに、なかなか良くならない
このような場合は、
体全体を見ていくことが大切です。
もし長引く肘の痛みでお悩みの方は、
一度、体のバランスや腕の使い方を見直してみることをおすすめします。
当院でもご相談をお受けしておりますので、お気軽にご相談ください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
監修:鍼灸学士・柔道整復師 桂 寛章




