坐骨神経痛

  • 腰からお尻、足にかけて痛みやしびれがある
  • 長く座っていると、お尻や足がじんじんしてくる
  • 寝ていても足が痛だるく、ぐっすり眠れない
  • 歩くと足に痛みが走り、休みながらでないと歩けない
  • このままずっと、この痛みが続くのでは…と不安になる

坐骨神経痛でお悩みの方へ

「職場での座り仕事が苦痛…」

「寝返りをうつのも痛い…」

そんな毎日では、体も心も疲れてしまいますよね。
それでも、仕事や家事、育児は待ってくれません。
痛みを抱えながら過ごす毎日は、本当に大変だと思います。

「この痛みはいつまで続くんだろう」

「もう良くならないのでは


そう感じている方もいらっしゃるかもしれません。

でも、どうか安心してください。坐骨神経痛が回復しにくい人には、ある理由があります。

その理由を理解し、正しく対応すれば、必ず解決の糸口は見えてきます。

坐骨神経痛とは

坐骨神経とは、腰からお尻、太もも、ふくらはぎ、足先へと伸びている神経です。ちなみに手足の中を通る神経で、一番太くて長いのがこの坐骨神経です。

この太くて長い坐骨神経に痛みやしびれが出る症状を、坐骨神経痛といいます。

痛みの種類や強さ、痛む場所は人それぞれで、「お尻が焼けるように痛い」「足だけがピリピリする」「夜、痛くて眠れない」という方もいます。

💡豆知識:「ヘルニア」と「坐骨神経痛」は別物?

病院で「腰部椎間板ヘルニア」と診断されたら、「私はヘルニアだから、坐骨神経痛とは違うのね?」と思ってしまいますよね。

でも実は、椎間板ヘルニアによる痛みやしびれは、坐骨神経痛です。

少しややこしいので、整理しますね。

  • 椎間板ヘルニア = 病名(疾患名)
  • 坐骨神経痛 = 症状名

例えば・・・
風邪をひいて熱が出た場合、「風邪」が病名「発熱」が症状ですよね。それと同じように、「ヘルニア」が病名で「坐骨神経痛」が症状になります。

ですから、「椎間板ヘルニア」以外でも坐骨神経痛の症状が出るものがあります。代表的なものには「脊柱管狭窄症」「腰椎すべり症」などがあり、これらも腰からお尻、足に痛みやしびれがでます。

坐骨神経痛と痛み止め ~効く人・効かない人の違い~

坐骨神経痛でお悩みの方にとって、痛み止めの薬は身近な対処法のひとつです。ロキソニンなどの鎮痛薬や、神経痛専用のリリカなどを服用されている方も多いと思います。

痛み止めを飲んで「楽になった」という方もいれば、「全然効かない」「飲んでもまたすぐ痛くなる」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

では、なぜ同じ薬なのに、効く人と効かない人がいるのでしょうか?その理由を、分かりやすくお話しします。

姿勢や体の使い方に問題が強いタイプ

立つ・座る・歩くといった日常の動作や姿勢、仕事・家事などでの体の使い方が偏ると、腰への負担が積み重なります。

たとえば、

  • カバンをいつも同じ肩にかける

  • 座るときにいつも同じ足を上にして組む

  • 仕事で同じ方向に腰をひねることが多い

こうした習慣が続くと、体の左右バランスが崩れ、どちらか一方の腰に負担が集中しやすくなります。
その結果、神経を圧迫しやすい姿勢がクセづき、坐骨神経痛の原因となることがあります。

このタイプの方は、痛み止めで一時的に炎症や神経の興奮を抑えても、体のゆがみや偏った負担は残ったままです。

そのため、薬が切れるとまた神経が刺激され、痛みが戻ってしまいます。

つまり、「痛みの原因」自体は残っているため、薬の効果は限定的です。

このような場合は、薬よりも「体のバランスを整え、坐骨神経への負担を減らす施術」が必要になります。

ストレスの影響が強いタイプ

「ストレスで胃に穴が開く」という言葉を聞いたことがあると思います。
それほど、ストレスは体に大きな影響を与えます。

実は、痛みにも同じことが言えます。
強いストレスや緊張が続くと、筋肉がこわばり、血流は低下し、痛みを感じやすい体になってしまいます。

さらに、ストレスは「痛みを感じる神経」を過敏にさせるため、同じ刺激でもより強く痛みを感じてしまうことがあります。

このような場合は、薬だけでなく、自律神経のバランスを整えたり、体の緊張をゆるめる施術が効果的です。

※自律神経・不定愁訴に対しての詳しい施術に関してはこちらのページをお読みください👇

https://www.seikotsu.com/menu/futeisyuuso

痛み止めを長く使い続けている方へ

痛み止めを長期間使い続けていると、体が「薬で痛みを抑えること」に慣れてしまい、効果を感じにくくなることがあります。

また、慢性的な痛みは、急性期の炎症とは異なるメカニズムで起こっています。

何ヶ月も続く坐骨神経痛は、筋肉の緊張、神経の過敏性、体のゆがみなど、複数の要因が絡み合っている状態ですので、根本的な原因にアプローチする必要があります。

 

当院の施術について

実際に施術を受けられた方の声をご紹介します。(なお、施術の効果には個人差があります)

症例1:70代 女性 坐骨神経痛

来られたきっかけ
友人の紹介で来られました。初めてのときは「100歩ほど歩くと腰に痛みが出る」状態で、日常生活にも支障がありました。

施術と経過
施術を続けることで、少しずつ歩行距離が伸びました。最終的には飛騨高山・白川郷のツアーに参加できるほど回復しました。

「本当にこれでなおるの?」と思うほどやさしい施術でした。体の説明もわかりやすく、自分の知らなかったことがわかりました。

症例2:50代 女性 腰部椎間板ヘルニア お尻からふくらはぎの痛み・しびれ

来られたきっかけ
ご主人が当院のホームページを見て予約されました。
最初は「本当に良くなるのかな」と半信半疑だったそうです。

今までの経緯
整形外科では痛み止めの薬やブロック注射を受けていましたが、思うような改善が見られず、途方に暮れていたとのことでした。

施術と経過
初回の施術で「少し楽になった」と実感。
今まで杖をつかないと歩けなかったのが、近くのコンビニまでなら杖なしで歩けるようになりました。

症例3:30代 女性 首と腰の椎間板ヘルニア

来られたきっかけ
10年前から続く腰痛で、整形外科では首と腰の椎間板ヘルニアと診断されました。
痛み止めの薬や電気治療で一時的にごまかしながら仕事を続けていましたが、次第に薬も効かなくなり、当院へ来られました。

施術と経過
2回目の施術後、「痛くて立てなかった腰と膝が立てるようになった」と変化を実感され「長年あきらめていた不調が改善し、気持ちも前向きになれました。」と感想をいただきました。

症例4:50代 女性 坐骨神経痛

来られたきっかけ
ぎっくり腰を起こした友人の紹介で来院されました。

これまでの経緯
これまでに感じたことのない強い痛みが、左の腰から足にかけて出る。
4ヶ月間、他の整骨院で鍼や電気治療を受けていたものの、施術直後は楽になるものの、時間が経つとまた痛みが戻る状態。
その後、整形外科で「坐骨神経痛」と診断され、痛み止めの薬を服用していたそうです。

施術と経過
当院での施術を始めてから1ヶ月ほどで痛みが和らぎ、現在は完治に近い状態まで回復されました。

症例5:30代 女性 腰部椎間板ヘルニア

来られたきっかけ
痛みで悩んでいた時に見つけた、当院のホームページ

これまでの経緯
腰から太ももの裏にかけて強い痛みが出て、何をしてもつらい状態で整形外科を受診。

レントゲン検査を受け、「椎間板ヘルニア」と診断。
痛み止めの薬を処方されましたが改善せず、その後ブロック注射を受けても変化がありませんでした。
さらに他の整骨院を2件試されたものの、症状は良くならず…。
「どうしたらいいのか」と悩んでいたとき、たまたま当院のホームページを見てご相談くださいました。

施術と経過
施術後4〜5日ほど経った頃から、2ヶ月間悩んでいた痛みが急にやわらぎました。

症例6:20代 女性 妊娠中の腰・お尻の痛み

来られたきっかけ
友人の紹介でご相談いただいた方。妊娠5ヶ月目に入り、体重が急に増えた頃から左のお尻に強い痛みが出るようになりました。
立つ・歩く・寝返りなど、どんな動作でも痛みが走る状態でした。

施術と経過
施術を数回続けるうちに、寝返りの際の痛みが軽減。
その後は歩いても痛みが出なくなり、安心して妊娠生活を送れるようになりました。

当院の考え方

坐骨神経痛といっても、その原因は人によってさまざまです。姿勢のゆがみや体の使い方のクセが原因の方もいれば、ストレスや自律神経の乱れによって痛みを感じやすくなっている方もいます。

そこで当院では、まず次のような点を丁寧に確認していきます。

  • 姿勢や体の動きの検査
  • これまでの経過や生活習慣のヒアリング
  • 痛みが出やすい動作や時間帯の確認

こうした情報をもとに原因を見極め、あなたの状態に合わせた施術を行っていきます。

また、当院の施術は「ボキボキ」したり、強く押したりするようなものではなく、やさしく痛みのない整体ですので、初めての方や痛みに敏感な方でも安心して受けていただけます。

まとめ 〜痛みを抱えて悩んでいるあなたへ〜

坐骨神経痛は、痛む場所だけに問題があるわけではありません。

体のバランスや筋肉の緊張、日常の癖、そして心身のストレスなど、さまざまな要因が重なって起こる症状です。

だからこそ、「痛み止めを飲んでも良くならない」という方が多いのです。

しかし、体の使い方やゆがみを整えていくことで、坐骨神経への負担は確実に減らせます。

もし今、

「このまま痛みが続いたらどうしよう…」
「手術を勧められたけれど、他の方法はないのかな…」

そんな不安を感じているなら、一度ご相談ください。

あなたの体の状態を丁寧に確認し、最適な施術をご提案いたします。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

監修:鍼灸学士・柔道整復師 桂 寛章