マッサージが効かない肩こり|31歳女性
「肩がこるから、肩をマッサージしてもらう」
肩こりでお悩みの方なら、一度はマッサージを受けたことがあるのではないでしょうか。
もちろん、こっているところを揉んでもらうと気持ちがいいですし、その場は楽になりますよね。
しかし、
- 揉んでもすぐにこりが戻る
- 前より強く押してもらわないと物足りなくなってきた
- 肩こりだけでなく、首や腕に痛みやしびれが出てきた
このような場合は、肩以外の場所に目を向けてみてください。
今回ご紹介するのは、長年の肩こりに加えて、首の痛みやしびれまで出るようになった31歳女性の症例です。
何軒かの整骨院でマッサージや電気治療を受けても良くならず、最後には強く押されても何も感じなくなっていたそうです。
来院時の状態
この方は、以前から姿勢の悪さと慢性的な肩こりに悩まれていました。
今の仕事を始めてから肩こりがさらにひどくなり、次第に首にも症状が出るようになりました。
来院時には、
- 慢性的な肩こり
- 左の首の横にピリピリとしたしびれ
- 右を向くと首に痛みが出る
- 強く押されても、ほとんど何も感じなくなっている
という状態でした。

身体の確認と見立て
まず、立った姿勢や首、肩の動きを確認しました。
すると、
- 頭が前に出て、背中が丸くなっている
- 両肩が前に入った巻き肩
- 腰が反っている
- 立ったときに体重がかかと側にかたよっている
- 首の動きが悪く、動かすと痛みやしびれが出る
- バンザイをすると、左腕が右腕ほど上がらない
といった特徴がありました。
確かに、肩や首の筋肉は硬くなっていましたし、痛みやしびれもありました。
しかし私は、肩や首だけの問題ではないと考えました。
立っているときの姿勢
この方は、立ったときにかかと側に体重が多くかかっていました。
かかと側に体重がかかりすぎると、身体が後ろへ倒れないように、腰を反らせてお腹を前に出すようにしてバランスを取ります。
これが、いわゆる反り腰の姿勢です。

さらに、腰が反ると、そのバランスを取るために背中が丸くなり、頭が前へ出やすくなります。
頭が前へ出れば、その重さを首や肩の筋肉で支え続けなければなりません。
このような姿勢が、首や肩への負担を増やしていると考えました。
施術
施術では、痛みやしびれのある首や肩よりも、まず腰や足もとから整えていきました。
目的は、反り腰になっていた姿勢を整え、かかと側に乗り過ぎていた体重を、足裏全体に乗せることです。
腰や足もとを安定させることで、首や肩にかかる負担を減らせると考えました。
施術後の変化
ご本人は、これまで受けていたマッサージとはまったく違う施術だったため、施術中は
「これでしびれが取れるのかな」
と不安だったそうです。
しかし、施術後にはしびれがほとんどなくなり、首も回しやすくなりました。
また、身体のだるさも楽になったと感想をいただきました。
患者さまの声

元々、姿勢が悪く昔から肩こりが慢性的にあったのですが、今の仕事に就いて4年前くらいから酷くなり、特に左の頸椎の横にピリピリとしびれを感じるようになり、右側は首を回したら痛みを感じるようになりました。
とにかくしびれが辛く整骨院でマッサージ、電気などの治療を受けましたが一向に回復せず、むしろ強い力で押されても何も感じなくなり、マッサージで楽になることはありませんでした。
何件か整骨院のハシゴをしてきましたが、なかなか自分に合った所がなく諦めてましたが、何気なくこちらのホームページを見つけて、マッサージをしていない・ゆがみを直すという点に「ここだ!!」と思い、早速予約して先生に診て頂きました。
治療は全く痛みもなく、楽に受けられ「これでしびれ取れるのかな。」と少々不安でしたが…スゴイ!!の一言です。
しびれがほとんどなくなりました。首も回るようになり、おまけに体の倦怠感もなくなり、1回の治療でここまで身体が楽になったのは初めてでした。
先生の説明にも納得で、骨盤のゆがみを直す事が大事なのだと目からウロコでした。
まだ通い初めたばかりですが、ゆがみのない身体で肩こり完治の希望が見えてきました。ありがとうございます。
※この方の場合は初回から大きな変化がありましたが、すべての肩こりが1回の施術で良くなるわけではありません。身体の状態や症状によって経過には個人差があります。

腰や足もとのセルフチェック
ご自分の「反り腰」「足裏の重心のずれ」を簡単にチェックする方法です。
① 反り腰チェック
仰向けで寝たときに、腰の下に手のひらがスッと入る
または、壁に立ったときに、腰の後ろに手がスッと入る

このような場合は、反り腰になっている可能性があります。
② 片足立ちチェック
片足で5秒間立ってみてください。
- ふらつく
- すぐに足をついてしまう
- 左右で安定感がかなり違う
このような場合は、足裏の体重の乗る位置がずれている可能性があります。
もし、どちらかに当てはまる場合、あなたの肩こりは肩以外の場所が関係しているかもしれません。
一度、肩だけでなく身体全体にも目を向けてみてください。
よくある質問
Q.施術は痛いですか?
強く押したり、ボキボキしたりする施術は行いません。
痛みやしびれのあるところを無理に動かすこともありませんので、安心して受けていただけます。
Q.頭痛があっても大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。
肩こりや首こりに伴って頭痛が出ている方も来院されています。
ただし、急に強い頭痛が出た場合などは、整体より先に医療機関を受診していただくことがあります。
Q.着替えはありますか?
はい、ご用意しています。
仕事帰りなどでそのまま来院していただいても大丈夫です。
Q.施術時間はどれくらいですか?
初回は問診や身体の確認を含めて約1時間、2回目以降は約30分です。
Q.何回くらい通えばいいですか?
身体の状態によって違うため、一律に何回とは決めていません。
初回の施術後に、身体の状態を見ながら今後の目安をお伝えします。
Q.回数券の販売はされていますか?
いいえ、回数券はありません。
また、次回の予約や通院を無理におすすめすることもありません。
Q.予約制ですか?
はい、完全予約制です。
事前に電話やメールでご予約のうえ、お越しください。

まとめ・考察
肩がこると、どうしても肩を揉みたくなると思います。
しかし、何度揉んでもすぐに元へ戻ってしまう場合は、肩だけを見るのではなく、なぜ肩がこるのかを考えることも大切です。
今回の方の場合は、かかと側に体重が乗りすぎた立ち方や反り腰が、肩こりにつながっていたと考えます。
当院では、肩だけでなく身体全体の状態を確認しながら施術を行っています。
肩こり・首こりに対する考え方や、実際の施術例はこちらからご覧いただけます。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
新森桂整体院 院長 桂 寛章
はり師・きゅう師・柔道整復師
施術歴35年 延べ25万人以上の施術実績







