外反母趾

  • 歩くと親指の付け根が痛い
  • だんだん変形がひどくなってる気がする
  • インソールを使っても痛みが続いている
  • テーピングやサポーターを試しても良くならない
  • 「親指が曲がっているから仕方ない」と諦めかけている

外反母趾の痛み

外反母趾|インソールやテーピングをしても痛みが続く方へ

「外反母趾用のインソールを使っているけれど、痛い」

「指の間にパッドを挟んだり、テーピングをしている」

「靴も変えたのに、親指の付け根の痛みがなかなか良くならない」

外反母趾で長く悩んでいる方なら、すでにいろいろなことを試されていると思います。

整形外科や接骨院へ行ったり、幅の広い靴に変えたり、インソールやサポーターを使ったり。

それでも痛みが続いている。

そのような方は、足の裏にかかる重心が、かたよっているかもしれません。

親指が曲がっているから痛い?

外反母趾で親指の付け根が痛いと、

「こんなに親指が曲がっているんだから、もう仕方ないのかな…」

と思うかもしれません。

ところが、外反母趾があれば必ず痛いというわけではありません。

アメリカで行われた大規模な「Framingham Foot Study」では、平均年齢66歳の女性1,725人のうち44%に外反母趾がみられました。

しかし、32%は外反母趾があっても前足部に痛みがなく、外反母趾があって前足部にも痛みがあった方は11%でした。

つまり、親指が曲がっていても、痛みなく生活している方はたくさんいるのです。

では、同じように外反母趾があるのに、痛い人と痛くない人がいるのはなぜでしょうか?

当院では、その違いの原因の一つを「足の裏にかかる重心」と考えています。

※参考:Dufour AB, et al. Characteristics Associated with Hallux Valgus in a Population-Based Study of Older Adults: The Framingham Foot Study.

つま先重心|靴の中で足が前へ滑る

立ったときにつま先側へ体重がかかると、靴の中で足が前へ滑りやすくなります。

すると親指の先が靴に当たり、親指の付け根には外側へ広がるような力がかかります。

ハイヒールや先の細い靴は、この状態が起こりやすい代表的な靴です。

また、患者さんから「外反母趾なら、幅の広い靴を履いた方がいいですか?」と聞かれることがあります。

確かに、親指の付け根が靴に当たって痛いと、幅の広い靴を選びたくなりますよね。

しかし、自分の足幅より広すぎる靴では、靴の中で足が動いて前へ滑り、同じように親指の先が当たってしまいます。

大切なのは、単に幅の広い靴を選ぶのではなく、自分の足の幅に合った靴を選ぶことです。

足のアーチが崩れると、足幅が広がる

私たちの足の裏には、ペコッと凹んだ「土踏まず」がありますよね。

この土踏まずは、橋と同じようなアーチ状になっていて、歩いたり階段を降りたりするときに、地面からの衝撃をやわらげる役割があります。

しかし、身体のバランスが崩れて体重が足の内側に偏ると、このアーチが潰れるように足が広がります。

すると足幅も広がり、親指の付け根に負担がかかりやすくなります。

これも、外反母趾につながる要因の一つです。

そのため、外反母趾でお悩みの方は、靴底が薄く、土踏まずを支える部分がほとんどない靴やサンダルを長時間履くのは、できるだけ避けることをおすすめします。

なぜ、足の裏にかかる重心がかたよるのでしょうか?

ここで一度、ご自分の足を見比べてみてください。

左右の親指は、まったく同じように曲がっていますか?

「右の方が曲がっている」

「左だけ付け根が大きく出っ張っている」

など、左右で違いがある方も多いのではないでしょうか。

では、なぜ左右で違いが出るのでしょう?

履いている靴は左右同じ。年齢ももちろん同じです。

その違いを生む一つが、普段の体重の乗せ方や歩き方のくせです。

例えば、台所でシンクにお腹をつけて立っていると、知らないうちにつま先重心になっていることがあります。

また、駅のホームなどでいつも片足に体重を乗せていると、土踏まずのアーチを潰すような立ち方になることもあります。

こうした毎日の何気ない身体の使い方が、足にかかる負担の左右差につながり、重心がズレていきます。

当院の施術について

親指だけでなく、身体全体のバランスを確認します

そのため当院では、外反母趾だからといって、曲がった親指だけを見ることはありません。

立ったときの姿勢や左右のバランス、歩き方などを確認します。

さらに足首や膝、股関節などの動きも見ながら、なぜ親指の付け根に負担がかかっているのかを身体全体から探していきます。

当院の外反母趾への施術

施術では、痛い親指を強く押したり、力技でまっすぐにすることはありません。

身体全体のバランスを整え、つま先や足の内側に偏っている重心を、できるだけ足裏全体で支えられる状態へ近づけていきます。

また、普段の立ち方や歩き方、靴などに気をつけた方がいいところがあれば、その方に合わせてお伝えします。

当院の整体は、強く揉んだり、関節をボキボキ鳴らしたりしない、身体への負担が少ない施術です。

「長年の外反母趾の痛みが良くなりました」

こちらの方は、若い頃に先の細い靴をよく履いていたそうで、外反母趾の変形がありました。

現在はそのような靴を履いていませんが、長年親指の痛みでお悩みでした。

もちろん、施術によって曲がった親指がまっすぐになったわけではありません。

テーピングやサポーターも使いませんでした。

それでも体の歪みを整えていくと、体重の乗る位置も変わり、親指にかかっていた負担が減り、痛みも取れていきました。

※施術による変化には個人差があります。

よくある質問

Q. 外反母趾の変形は整体で元に戻りますか?

いいえ。整体で、すでに変形した骨そのものを元の形に戻すことはできません。

ただ、親指が曲がっていても痛みなく歩いている方はいます。

当院では変形を元に戻すことではなく、足の裏にかかる重心や身体全体のバランスを確認し、親指の付け根にかかる負担を減らしていくことを目的に施術します。

Q. 痛いことをしますか?

いいえ、大丈夫です。

痛い親指を強く押したり、無理に動かしたりすることはありません。

強く揉んだり、関節をボキボキ鳴らしたりすることもありませんので、痛みに不安がある方もお気軽にご相談ください。

外反母趾の痛みでお悩みの方へ

外反母趾になると、どうしても曲がった親指に目がいくかと思います。

しかし、親指が大きく曲がっていても痛くない方がいる一方で、変形は少しなのに、痛みが強い方もいます。

私が大切にしているのは、

「なぜ、親指の付け根に負担がかかっているのか?」

ということです。

靴を変えた。

インソールも使った。

テーピングやサポーターも試した。

それでも外反母趾の痛みが続いているのであれば、曲がった親指だけでなく、足の裏にかかる重心や身体全体のバランスにも目を向けてみてください。

当院では、今の身体の状態を確認し、なぜ親指に負担がかかっているのかを考え、施術しています。

外反母趾の痛みでお困りでしたら、お気軽にご相談ください。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。