両手の痛みと握力低下|69歳女性の施術例

「両手が痛くて、家事がつらい」

「握力が落ちて、生活に支障が出てきた」

今回ご紹介するのは、そんな両手の痛みで来院された69歳の女性です。

痛みだけでなく握力も低下し、洗濯やお風呂掃除、水道の蛇口をひねることも大変になっていました。

さらに困っていたのが、趣味の野鳥撮影です。

重いカメラを持つことが難しくなり、好きだった撮影にも行けない日々。

整形外科では手指の関節や母指CM関節の骨の変形、腱鞘炎などを指摘されましたが、その後も痛みは続いていました。

当院で施術を始め、約3か月。

痛みが気にならなくなり、家事もできるようになって、今では再び野鳥撮影を楽しまれています。

今回は、そこまでの経過をご紹介します。

両手の痛みと握力低下で、家事にも支障が

両手に痛みを感じるようになったのは、前年の秋頃からでした。

以前にも肩や肘の関節炎を患った経験があり、その時は整形外科で鎮痛剤を服用し、約6か月で良くなったため、今回も同じように良くなるのではと考えていたそうです。

ところが、なかなか良くなりません。

それどころか次第に症状は強くなり、両手の握力も低下。

物がつかみにくくなり、洗濯やお風呂掃除、水道の蛇口をひねるといった、今まで当たり前にできていた家事にも支障が出るようになりました。

整形外科を受診。これから先を考えると不安に

整形外科で検査を受けたところ、手指の関節や母指CM関節の骨の変形、腱鞘炎などを指摘されました。

治療について説明を受け、装具をつけながら鎮痛剤を服用していましたが、痛みは続いており

患者さんの声には

「加齢現象のために、これから先を考えると暗澹とした思いの日々でした」

と書かれています。

手は毎日の生活で、一番と言っていいくらい使います。

食事をする、着替える、掃除をする、物を持つ。

そのたびに痛みを感じる状態が続いたら「この先どうなるんだろう…」と不安になるのも無理はありません。

野鳥を見に出かけたことが、来院のきっかけに

そんな中、装具をつけたまま、野鳥を見に出かけられました。

公園で知人に会い、両手の痛みについて話したところ、当院を紹介されたそうです。

その後すぐに予約をいただき、来院されました。

野鳥撮影では、望遠レンズをつけた重いカメラを持たなければなりません。

両手に痛みがあり、握る力まで落ちている状態では、シャッターを押すのも難しくなっていたそうです。

手が痛くても、手だけを見るわけではありません

手や指に痛みがあると、どうしても痛い場所に目が向きます。

しかし当院では、手や指だけでなく、肩や肘の動き、腕全体の状態を確認します。

なぜなら、手や指を動かす筋肉は、肘や肩からつながっているからです。

肩や肘がうまく動かなかったり、腕にねじれがあったりすると、その影響が手や指に現れることがあります。

もちろんこの方の施術も、手や指だけでなく、身体全体の状態を確認して行いました。

※当院の施術については、こちらのページで詳しく説明しています

→【手や指の痛みのページはこちら

初回の施術で効果を実感

初回の施術後、

「痛みが軽減したのは嬉しい驚きでした」

という感想をいただきました。

もちろん、初回から同じような変化が出る方ばかりではありません。

この方の場合は、その後、週1回の施術を4回、隔週で2回、その後は月1回と、身体の状態を見ながら少しずつ施術の間隔を空けていきました。

そして初診から約3か月。

気になっていた両手の痛みは感じなくなり、握力も回復しました。

家事ができる。そして、また野鳥撮影へ

この方にとって大きかったのは、痛みが気にならなくなったのはもちろんですが、

洗濯や掃除などの家事が、以前のように出来るようになったこと。

そしてもう一つ。

趣味の野鳥撮影に、また出かけられるようになったことです。

患者さんからは、

「家事が普段通りに出来る喜び、そして趣味の野鳥の撮影が続けられる事で、治療前の気うつな状況が、日が差し霧が晴れていくように明るい気分になれました」

と書いてくださいました。

痛みがあり、今まで当たり前に出来ていたことが、だんだん出来なくなっていたことがよっぽど辛かったんだと思います。

また家事が出来るようになり、好きな野鳥撮影にも出かけられるようになって、本当に良かったです。

※施術の効果には個人差があります

まとめ

今回の患者さんは、整形外科で手指の骨の変形などを指摘されていました。

もちろん、整体で変形した骨そのものを元に戻すことはできません。

しかし今回の患者さんのように、骨の変形を指摘されていても、痛みが楽になり、また家事や趣味を楽しめるようになる方もいらっしゃいます。

「年齢だから仕方がない」

「骨が変形しているから、もう良くならないのでは」

そのようなことでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

監修:鍼灸学士・柔道整復師 桂 寛章