月刊カルテ:ぎっくり腰

2013年01月7日

 

eto_c06-s.jpgのサムネイル画像毎日毎日、ホント寒いですね~。
今年のように、急に寒くなるとギックリ腰や寝違えの患者さんが増えます。
先月は「ギックリ腰の花嫁さん」の話しでしたが、今月は「ギックリ腰の親族さん」が『週末までに歩けるように・・・』と来院されました。
不思議な事にギックリ腰って、一人来院されると、次々と続くんですよね~。
12月だけで何人来られたことか・・・。
ただ、申し訳ない事に何人かの方は予約が一杯で治療できませんでした。
なにぶん一人で治療していますので、一日に診れる人数に限界があるのです。
予約が一杯でも急なキャンセル等で空きが出れば、診させて貰うのですが、何年治療していてもキャンセルばかりは私にも解りません。
ギックリ腰でなければ、その日の最後の時間にでも診れるのですが、痛みの強い症状の方を夜まで待たすのも、いかがなものかと。
せっかく来院されても、長い時間待ち合いで待つことになる方もいらっしゃいますので、当日の予約でもかまいませんので、事前にお電話で空き時間をお確かめください。
最後になりましたが、今年一年ありがとうございました。
来年も新森桂整骨院・鍼灸院を宜しくお願いします。

年末・年始のお知らせ

2012年12月18日

 

誠に勝手ながら、新森桂整骨院は

12月30日(日)~1月3日(木)

まで冬季休業とさせていただきます。

4日(金)からは通常通り営業いたします。

ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。

月刊カルテ 大阪マラソン

2012年12月7日

ilm19_aa01032-s-jpg.jpgさて、最近急に寒くなってきましたが、皆様いかがお過ごしですか?
このコーナーでは、私の印象に残った患者さんの症例をご紹介します。

大阪マラソン、今年もうちの患者さんから3人が参加しました。
皆さん無事完走しましたが、それぞれ印象深い患者さんでした。

一人目は、大阪マラソン2ヶ月前に膝の痛みで来院されたYさん。
「10km走ると膝が痛い」と訴え「1日も早く治したい」と。
理由を聞くと「大阪マラソン」を走るとの事。
なるほど、それは治さねばなりませんね。

ところで今までマラソンの経験は?と尋ねると「無いです。」
『今までで一番の長距離は?』「10kmです。」
『えっえっ~!・・・』
でもね、この方、身体能力が素晴らしい。マラソンこそ未体験ですが、スポーツマン。
可能性は十分感じられました。

ということで、治療開始。
治療中に『でもよく大阪マラソンの抽選当たりましたね。』と聞きますと。
応募の際に自己申告タイムを、競争率の低いタイム(完走タイムが4時間~6時間が一番倍率が高いそうです)にしたそうです。
『えっ何時間にしましたの?』「3時間半です。」『えっ!?マラソン初めてですよね・・・』「はい、10kmが最高です。」
 
なかなかの強者です、Yさん。しかしYさんは結果でも私を驚かせてくれました。なんと完走タイムが「3時間48分!」
初マラソンで「サブフォー」達成です。しかも練習期間2ヶ月で・・・。スゴイです。
Yさん、これからは是非本気でマラソンに取り組んで下さい!きっと素晴らしいタイムが出るはずです!!

続いては、当院きっての本気ランナーのCさん。この方は生粋のランナーで、マラソンシーズンが始まると楽しそうです。
(でもヘルニア持ちなんで、あまり無理はしないほうがいいんですけどね)
昨年は大阪マラソンの抽選に外れ悔しそうでしたが、今年は念願かなって無事当選。それは良いのですが、なんせマラソンのスケジュールが・・・。
ご存知のように、大阪マラソンは11月の25日。しかし、Cさんが毎年走っている「福知山マラソン」は23日。

『さてどうしますの、Cさん?』「もちろん、両方走ります!!」『うそ、中1日ですよ~!?』

って具合で23日の「福知山マラソン」を終えて、24日に治療に来られた際にタイムを聞くと「3時間22分」。
Cさん曰く不調だったそうですが、充分凄いです。(ヘルニアですからね・・・)

そして25日の「大阪マラソン」なんとタイムは「3時間21分!」おとといより「早い!」ビックリしますでしょ?
でも驚くのはまだはやい。この方の年齢はなんと55歳です!まさに超人。しかもゴール後まだ余裕があったと・・・。
感服です。

最後の一人は「大阪マラソン」の前日、まさに飛び込みで来られた方です。(踵の痛みで来院)
24日の診療中「今日予約は空いてますか?」と電話がかかってきました。
あいにく予約がつまっていましたので、他の日を勧めますと「なんとか今日診てもらえないか」ということでしたので、理由を尋ねますと
「大阪マラソンを走る」とのこと。ならば、ということで治療させてもらいました。

それにしても皆さん「大阪マラソン」にかける意気込みは熱いものがありました。ついつい、こちらも応援したくなりましたよ。
あらためて皆さん、完走おめでとうございます!!

つづいては「ぎっくり腰」で来院されたNさん。少し前から腰に違和感を感じていたが、だましだまし過ごしており、2,3日前に『ギクッ』ときたと。
その後、家で様子をみていたが段々悪くなってきたので、心配になり来院。

聞けばNさん、妊娠6ヶ月。妊娠中の為、痛み止めは服用できないしで、困っていたところ友人に紹介され来院。

そんなNさん、初回の治療中に「いつごろ治りますか?」と。『なにか予定でもあるの?』と尋ねると、
「来週挙式なんです・・・」『えっ~大変じゃない、どこでするの?大阪?』「海外です・・・」『えっ~!』

そりゃあ、いつ治るのか気になりますよね。挙式に花嫁が「腰痛で欠席」なんてありえません。
それも親族そろって海外まで行って、主役がリタイヤ・・・。代役は立てれません。

なんとか笑顔で送り出せましたが、正直帰ってくるまで不安でした。
(飛行機、乗って挙式。ウエディングドレスを着るということは、ヒールを履くということですから、腰が反る。ただでさえ妊娠中で腰が反ってるのに・・・)

でもそんな心配をよそにNさん、ニコニコで帰って来てくれました。よかったです!
なんでも写真撮影でウエディングドレスのままヒールで砂浜を歩いたりと、思いのほかハードだったそうですが楽しめたそうです。

「母は強し!」です。

しかし、なにはともあれ良かったです。

ベビーフードが偏食の引き金に?

2012年07月30日

離乳食は味、栄養、安全のすべてを満たすものをつくるとなると大変である。一方、加工食品のベビーフードはその3点をクリアし、共働きの母親の手間もはぶけることからニーズが高い。しかし離乳食としてベビーフードをよく使うと、子どもが1歳以上になったときに「遊び食い」や「偏食」「よくかまない」傾向にあることが明らかになった。6月30日付の日本経済新聞が報じた。
調べたのは厚生労働省の2005年度乳児栄養調査で、10年ごとに子供の食生活を把握するために行っている。ベビーフードを「よく使用した」親は28%で、20年前の3倍、10年前の2倍に増えた。ベビーフードをよく使用した親は、1歳以上の子供の食事で遊び食いや偏食に困っていると答えた割合が、ほとんど使用しなかった親より1割以上高かった。
またベビーフードを使う親の嗜好も明らかになった。子供にベビーフードを「よく使用した」と回答した親は、自分が子供の時にインスタント食品を「よく食べた」という。「ほとんど食べなかった」親と比べ、ベビーフードを使う割合が倍以上高い実態が浮き彫りになった。

寝ぬ子は「横に育つ?」

2012年07月30日

子供の肥満は幼児期の睡眠時間に遠因――?
6月26日付の朝日新聞によれば、睡眠時間が短い幼児は中学生になると肥満傾向にあることがわかった。
調べたのは富山大学の研究グループ。同大学大学院の関根道和助教授らが89年度に富山県内で生まれた乳幼児を対象に、その後継続調査できた5220人を分析した。その結果、睡眠時間9時間台の15%、9時間未満の20%の幼児が肥満になった。肥満になるリスクは睡眠11時間以上の3歳児に比べ、9時間台で1、24倍、9時間未満で1、59倍となった。
睡眠時間が短いと交感神経の活動の不具合から血糖値が上がったり、脂肪を分解する成長ホルモンの量が減少する可能性がある。関根助教授はこれが肥満の原因ではないかとしている。ただ、睡眠時間が短いと子供に限らず成人でも肥満になりやすいというデータもある。

子供のかぜ治療に抗生物質使いすぎ?

2012年07月30日

子供のかぜ治療で抗生物質が「乱用」の傾向にあることが明らかになった。乱用は薬の効きにくい細菌(耐性菌)を増やし、治療が困難な髄膜炎や肺炎などの増加につながっていると危惧される。日本外来小児科学会のグループがアンケート調査を行い、かぜ治療のガイドラインを作成した。
7月4日付の毎日新聞によると、アンケートでは全国の小児科医師157人に患者3055人について尋ねた。発熱した子の90%以上に抗生物質を使った医師が39%、1割未満にしか使っていない医師は10%で、医師による治療方針の違いが数値の差となってあらわれた。
かぜ治療への抗生物質の使用には賛否両論あるが、両者とも「患者や親は、抗生物質をなぜ使うのか、なぜ使わないのかを医師に聞くのがよい」としている。

ウサギ、ネコの飼育はアトピーを招く!?

2012年07月30日

ネコやウサギは飼っている家庭で育った子どもは、アトピー性皮膚炎になるリスクが高い―― 。
そんな事実が国立成立医療センター研究所の調査で明らかになった。6月11日付の毎日新聞に掲載された。
記事によると、同研究所は昨年の1月に広島市内の小学校137校に在籍する2年生、1万1173人の保護者にアンケートを行った。そこで、子供が1歳までの間にイヌ、ネコ、もしくはウサギ・ハムスターなどのげっ菌類を家庭で飼育していかどうかが、アトピー性皮膚炎の発症率と関連性があるか調べた。
回答が得られた9974人の統計をとると、飼育していない家庭の子供はアトピー性皮膚炎が12、8%、ぜんそくが13、9%だったが、飼育歴がある場合は、アトピー性皮膚炎の発症率が15、3%、ぜんそくが16、7%とやや高くなることがわかった。
またペットの種類別に調べてみると、ネコを屋外で飼っていた場合、アトピー性皮膚炎において発症リスクは飼ってない場合とほとんど変わらなかったが、室内飼育の場合は約1、6倍リスクが高くなった。ウサギやハムスターを飼っていた場合はリスクが最大で約3、1倍となる一方で、イヌは屋内でも屋外でも飼育していないケースと比較して、発症リスクはほとんど変わらなかった。飼う動物の種類や、飼育が屋内か屋外で、発症リスクが変わる原因はまだわかっていない。

記憶力を維持するには、緑茶を1日2杯飲めばいい!?

2012年07月30日

携帯ゲーム機などが火付け役となり、「脳を鍛える」遊びが広がりをみせている中、1日に緑茶を2杯以上飲む人では記憶力の衰退などを招く認知障害になりにくいことが明らかになった。 3月2日付の読売新聞によると、調査を行ったのは、東北大学大学院医学系研究科講師の栗山進一氏らの研究チーム。栗山氏らが仙台市に住む男女約1000人に対して、食生活の調査と認知機能や記憶力のテストを実施したところ、1日に緑茶を2杯以上飲む習慣がある人は、緑茶を週3杯以下しか飲まない人に比べて、認知障害になりにくい傾向を持っていることが明らかになった。 認知障害に至る原因の1つとして、脳の神経細胞が活性酸素などで傷害されることが知られている。緑茶のカテキンが活性酸素の働きを抑制すると言われてきたが、今回の調査はそれを証明する結果となった。 1日1杯のコーヒーが生活習慣を予防!?最近の研究で明らかに コーヒーに血糖値の上昇を抑えるなど生活習慣病を予防する効果あり-。そんな記事が2月12日付の日本経済新聞に掲載された。 それによると、最近の研究によってコーヒーが生活習慣病の予防に一役買いそうなことがわかってきたのだという。厚生労働省研究班の疫学調査では、コーヒーを1日5回以上の飲む人はほとんど飲まない人に比べて、肝臓癌の発病リスクが4分の1に低下。また、国立国際医療センター部長の野田光彦氏の調査では、コーヒーを週5回以上飲むは週1回未満の人より2型糖尿病の羅漢率が低いことがわかった。 ただし、コーヒーのカフェインには流産や乳児死亡を生じさせる危険性もあり、同誌もコーヒーを1日に何杯も飲むことには否定的な見解を紹介している。

女性の足やせは健康によくない?!足の脂肪が心臓病予防の可能性

2012年07月30日

女性の足は太くていい――。
筑波大学人間総合科学研究科講師の大蔵倫博氏らがそんな健康調査結果を発表した。
昨年12月11日付の朝日新聞が掲載した記事によると、カロリー制限や有酸素運動などの減量プログラムに参加した女性128人の体重・血圧・足の体脂肪量の変化を調査。プログラム実施の14週間後には参加者の体重が平均8kg減、体脂肪は7kg減となり、胴体の脂肪が減った分だけ、心臓病のリスク指標となる血圧値中性脂肪値は改善した。
その一方で、ももやふくらはぎなど足全体の脂肪は、減少幅が少ない人ほど血圧値や中性脂肪値が改善するという逆の結果が出た。
動脈硬化などを防止するホルモンが足の脂肪から出ている可能性が考えられており、「足やせ」は健康によいとはいえないようだ。

世界唯一の飲む発毛剤 日本でも発売

2012年07月30日

万有製薬が世界で唯一の飲む発毛剤「プロペシア」を発売した。
昨年12月13日付の読売新聞が報じた。
同誌によると、プロペシアは1998年、アメリカで最初に発売され、世界60ヵ月以上で年間約300億円の販売実績がある男性型脱毛症治療薬。万有製薬の親会社である米製薬大手メルクが開発した。脱毛を促す男性ホルモンをつくる酵素意の働きを防ぐ。診療も薬代も保険診療の対象外の医薬品で、医師の処方せんが必要となる。1日1錠服用し1錠あたり250円。
同薬の副作用については12月15日の付の毎日新聞が報じている。ブリティッシュ・コロンビア大学医学部のジェリー・シャピロ教授はプロペシアの効果について「半年から1年で効果が出る」という一方、2%の人が性機能の低下、1000人に1人の割合で心拍数の上昇などが見られたが、どとらも服用の中止で回復する、と話している。
プロペシアは胎児への悪影響を及ぼす可能性があることなどから女性の服用はできず、またストレス性の円形脱毛症には効かない。


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