新森桂整体院では、院長である私があなたの坐骨神経痛の痛みが改善するまで、責任を持って施術させて頂きます。
『一日でも早く坐骨神経痛が改善し、心も体も元気な毎日を過ごしてほしい!』
そんな思いで、施術しております。
もし、あなたが坐骨神経痛にお悩みで腰に不安を感じてましたら、お気軽に当院までご相談ください。
(鍼灸学士・柔道整復師・:監修 桂 寛章)
今、このページをご覧頂いている方は、坐骨神経痛の治る方法を探されている事かと思います。
そして、今までにも坐骨神経痛をなんとかしようと…
・マッサージ
・電気治療
・牽引治療
・痛み止めの薬
・ブロック注射
・コルセット
・整体
またYouTubeのストレッチ動画も見て、治す努力をされている方かもしれません。
…しかしどれも期待していたほどの効果がなかった。
このページはそんな方に向けて書かせて頂きます。
まず、坐骨神経痛とは、病名ではありません。
あくまで症状の名前です。
例えば「腹痛」。
「お腹の痛み」も色々な病気で出ますよね?
盲腸でもお腹は痛くなりますし、腹膜炎でも痛くなる。
もっと身近な症状なら、下痢でも便秘でも痛くなります。
つまり「腹痛」とは症状の名前で、原因は「盲腸」かもしれないし「下痢や便秘」かもしれない…。
では、もし下痢での腹痛なのに、便秘の薬を飲んでも…これは治りません。
坐骨神経痛も同様に「坐骨神経の痛み」という症状は同じでも、原因はさまざまです。
ですから、現在治療をしているが、あまり改善が見られない場合は、自分の坐骨神経痛の原因と治療法がズレているだけかもしれません。
30年以上医療の現場に立ち、数多くの坐骨神経痛の方を見てきましたが、薬や注射が効く人は、最初から効きます。
ですから、2ヶ月3ヶ月も痛み止めを飲んでいる…飲むと効くけど、飲まないと痛みが戻る。
2ヶ月も3ヶ月もマッサージを受けている…受けたら楽になるけど、すぐに戻る。
もし、こんな現状なら今一度、ご自分の坐骨神経痛の「真の原因」を見つめ直すのも大事かと思います。
まずは、一般的な坐骨神経痛を起こす疾患を紹介します。
梨状筋症候群
お尻の筋肉(梨状筋)の慢性的な緊張(普段の姿勢や歩き方のクセなどが原因)が、すぐ下を通る坐骨神経を圧迫して痛みがでます。
腰部脊柱管狭窄症
加齢により背骨(腰椎)は、誰でも少しづつ変形します。
しかし、若い頃から姿勢が悪い、無理な姿勢で仕事をしていた…など、長年腰に負担をかけ続けていた方は、背骨(腰椎)の変形具合が大きいです。
この背骨(腰椎)の変形が、脊柱管(背骨にある神経の通り道)を圧迫して、坐骨神経痛がでます。
腰部椎間板ヘルニア
重い物をよく持ったり、中腰の姿勢など、腰への負担が繰り返されると、背骨の間にある椎間板を「ギュー」と、押しつぶす力が加わります。
椎間板は、本来硬い膜に覆われていますが、あまりに圧力がかかり続けると、硬い膜に穴を開けます。
その穴から椎間板が「ピョコン」と飛び出し、背骨の側を通る神経を圧迫して痛みが出ます。
椎間板の主成分は水分。若い頃はお肌と同じ様にプリプリして弾力性に富みます。弾力性があるので、圧迫されると硬い膜でも押し破ろうと、少しづつ穴を開けてしまいます。
ですから、椎間板ヘルニアは椎間板に弾力性のある若い人の方がなりやすいです。
逆に年齢を重ねると、お肌と同じで椎間板も水分(弾力性)を失い、硬い膜を押し破りにくくなるので、高齢者には少なくなります。
腰椎分離症・すべり症
分離症・すべり症、ともに背骨(腰椎)が、神経を圧迫することで痛みがでます。
★腰椎分離症は、成長期に激しいスポーツで腰椎に疲労骨折を起こしてしまい、不安定になった腰椎の一部が、脊柱管(神経の通り道)を圧迫して痛みを起こす。
※疲労骨折:骨を「ハリガネ」に例えて説明します。ハリガネを同じ所で「コキコキ」曲げ伸ばししていると、そのうち「ポキ」と折れますよね?疲労骨折も同じで、激しいスポーツで腰椎に繰り返し負担がかかり、「ピキッ」と骨がヒビ割れた状態です。
★腰椎すべり症は、腰椎が何らかの原因(主に加齢)により、本来の位置からズレてしまい、脊柱管(神経の通り道)を圧迫して痛みが出る。
以上の4つが代表的ですが、それぞれ単独で引き起こす事もありますが、複合されて痛みを出しているケースもあります。
この4つを大きく分けると、梨状筋症候群だけが背骨から離れた位置で、坐骨神経を圧迫しています。
そしてこの梨状筋症候群による坐骨神経痛は、他の3つに比べ治りやすいと、私は感じています。
なぜなら、原因が筋肉なのでストレッチやマッサージでも効果が出やすいからです。
逆に、他の3つは腰椎や椎間板の変形を伴っているので、ストレッチやマッサージでは効果が出ても、その時だけ…となりがちです。
ウチの院にも「昔、坐骨神経痛になった時は、お尻の筋肉をストレッチしたり、テニスボールでぐりぐりマッサージしてたら、自然と良くなったけど…今回の坐骨神経痛は同じ事しても良くならないどころか、だんだん痛みが強くなってきた…」と言われて来られる方がいます。
これは、同じ症状「坐骨神経の痛み」でも、どうして痛くなっているかの「原因」が違うので、昔は効いたストレッチやマッサージが効かない…という訳なんです。
ですから、もしマッサージやストレッチを頑張っているのに、なかなか良くならない…というのなら、「痛みの原因」に今のマッサージやストレッチが届いていないのかもしれません。
梨状筋症候群の特徴
・イスに座ると、お尻から足の外側に痛みや突っ張り・シビレ等を感じる。その痛みは歩くと比較的楽になる
・内股で歩いたり、お姉さん座りをよくする
・年齢層は幅広い
腰部脊柱管狭窄症の特徴
・200~300m歩くと腰から足にかけて痛みやシビレが出る
・その痛みは、しゃがんだり・腰を少し丸めると楽になる
・腰を反らすと痛みが出る
・前屈は比較的楽
・年齢層は中高齢者に多い
腰部椎間板ヘルニア
・前屈で痛みが出やすい
・腰を丸めると痛い
・寝たり背中を伸ばすと楽だが、反対に、背中を丸めたり、前かがみになったりすると痛みやしびれが強くなる
・年齢層は20~40代が多い
腰椎分離症
・腰を反らしたり・捻ると痛い
・安静にしていると痛みは引くが、スポーツをすると痛みがぶり返す
・激しいスポーツで発症する事が多い(スポーツ選手の3割は分離症と言われている)
・年齢層は若い
腰椎すべり症
・歩行時に足に痛みやシビレが出やすい
・間欠性跛行(かんけつせいはこう)と言って、脊柱管狭窄症と同じ様な症状(200~300mで腰や足の痛みで歩けなくなるが、少し屈んだり座ると、また歩ける)が出る
・高齢者に多い
以上がそれぞれの特徴になりますが、坐骨神経痛の痛みの強さは個人差も大きく、急性期には「横になって寝れない」くらいの痛みが出る事もあります。
もちろん坐骨神経痛ですから、腰の状態も見ます。
ただし腰の状態は、あくまで結果だと私は考えます。
梨状筋症候群にしろ、脊柱管の問題にしても、それ以上に「なぜ?坐骨神経痛になって
しまったのか?」ここに注目しています。
なぜなら足の裏は、体の中で唯一地面と接しているところ。
体を車で例えれば、足はタイヤです。
そのタイヤの空気の入り方が、左右で違っていたら…
車は傾きますよね?
そんな傾いた車でドライブしてたら、いつかどこかが壊れてしまいます。
人の体も同じです。
左右の足に均等に体重が載っていれば、問題はありませんが、もし右足ばかりに体重が載っていたら…
体のどこかに負担がたまると思いませんか?
例えば、この方。(下の動画の方の足型です)
フットプリンターという器具で足型を撮ると…
足の指が3本しか写りませんでした。
また、左足は右に比べ、インクの写りがぼんやりしてます。
そして、他の部分に比べ、右足のかかとのインクが濃く写っています。
この足型からは「右足のかかとに重心を乗せて立っている」事が分かります。
この場合、腰だけ施術しても、立てば姿勢が崩れますから、すぐに痛みは戻ります。
逆に、足の重心を左足にも乗る様に変えるだけでも、腰の動き・痛みは変化します。
もちろん、1回の施術で足の裏の問題が全て解決するわけではありません。
現に、この方の右の足指は、施術後も写る本数は変わっていません。
右の親指がくっきり写る様になっただけです。
それでも、腰を反らす動きは少し大きくなりました。
※左が施術前・右が施術後
(※施術の効果には個人差があります)
次に、片足重心の例です。
この方は↓右足に重心を乗せて立っていました。
その結果、上半身が右に傾きますので、左腕と体との間に隙間が出来ています。
施術後は体の傾きが改善されたので、隙間が少し狭くなりました。
この傾きが良くなるだけでも、体の動きは変わります。
(※施術の効果には個人差があります)
この様に、地面と接する唯一のポイントである足の裏。
足もと・足裏には、体の歪みが現れます。
皆さんがお住まいの、家やマンションも土台が傾いていたら、いくら立派な資材を使って建てても…台無しですよね。
人の体も同じです。
ここを見落とすと、せっかく骨盤や背骨を整えても、また前の悪い状態に逆戻り。
ですから、坐骨神経痛であっても、足もと・足裏は見落とせないポイントと考えています。
聞きなれない言葉かもしれませんが、なかなか良くならない坐骨神経痛の方は、この「神経と筋肉の連絡」に問題があるケースが多く見受けられます。
腰にしろ足にしろ、関節(骨)を動かしているのは、筋肉ですよね。
では…筋肉を動かしているのは?何か?
それは神経です。
ですから、交通事故などで背骨の神経を損傷してしまうと、手足が動かなくなります。
もちろん坐骨神経痛の場合、坐骨神経が切れている訳では有りません。
しかし坐骨神経痛は、腰への負担が積み重なって起こります。
その積み重なる負担は、腰やお尻周囲の筋肉はもちろん、神経にも影響します。
神経と筋肉との連絡が悪くなると、どうなるか?
自分では力を入れているつもりが、実際には入らなくなります。
下の動画は、施術前に行う筋力検査です。
本来、足の力は腕より強いです。
それなのに、私の腕の力(そんなに力は入れていません)に、患者さんの足の力は負けています。(この方の場合、痛くて力が入っていないわけではありません)
入れてるつもりでも、入っていない。
車でいえば、スピードが100km出るくらいアクセルを踏んでいるのに、なぜだか30kmしかスピードが出ない…。
こんな状態で、仕事や家事で重いものを持ち上げていたら…腰を痛めても当然です。
施術後↓です。
(※施術の効果には個人差があります)
施術前は、力が入らなかった足に力が入るようになりました。
私の腕を余裕で押し返せるようになっています。
ではもし、坐骨神経痛だからといって「痛みの出ている部分」だけを施術して、その場で坐骨神経痛の痛みがとれても、上の方の様に足に力が入らない状態なら…立って歩いているうちに、また痛みはぶり返すかと思います。
以上の観点から、私は「神経と筋肉の連絡」を重要視しています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
新森桂整体院では、院長である私があなたの坐骨神経痛の痛みが改善するまで、責任を持って施術させて頂きます。
『一日でも早く坐骨神経痛が改善し、心も体も元気な毎日を過ごしてほしい!』
そんな思いで、施術しております。
もし、あなたが坐骨神経痛にお悩みで腰に不安を感じてましたら、お気軽に当院までご相談ください。
(鍼灸学士・柔道整復師・:監修 桂 寛章)