外反母趾、中学生7%に

2012年07月30日

中学生の間で外反母趾が広がっており、女子では予備軍を含め10年前の2倍になっている。 そんな記事が、8月28日付の朝日新聞に掲載された。 記事によれば、調査を行ったのは埼玉県立小児医療センター佐藤雅人副院長ら。
埼玉県内の中学校で1993年に846人、2003年に287人から足型を取り、母趾の曲がり角度などを分析した。
外反母趾は「外反角(母趾の小趾への曲がり角度)30°以上」と定義されるが、調査の結果、03年には女子で8%が30°以上で予備軍とされる「20-30°」を合わせると61.1%に達した。10年前の調査時の27.3%と比べて2倍以上に増加している。
同じく男子の場合、03年は予備軍も含めて49.1%、こちらも急な増加傾向を示していた。

エイズ予防へ期待!!感染しないDNAに共通の特徴を発見。

2012年07月30日

エイズウイルスに感染しない人のDNAにはその特定領域に共通の特徴がある。そんな研究結果を7月4日付けの日本経済新聞が報じた。
記事によると、発見したのは宮沢正顕近畿大学教授(免疫学)とイタリア大学の研究グループ。イタリアでHIV感染者のパートナーと4年以上性交渉があり、感染していない42人を対象にDNAを解析した。その結果、22番染色体に特徴的な並び方の塩基配列部分があることを発見。免疫細胞の働きを調節する遺伝子が複数ある領域で、感染しない人は免疫活性物質が大量に出ているのを確認した。なおイタリアではこの特徴が数十%の人に見られるという。

飲んでご機嫌。かいでリラックス。お酒の香り効果、脳波が証明。

2012年07月30日

お酒の効用について興味深いデータがはじき出された。6月27日付けの朝日新聞によるとビールや日本酒等の香りに人をリラックスさせる効果があることがサッポロビールの実験で明らかになったという。同社は大学生や従業員ら33人を対象に実験を行った。一般的なビールの香り主成分(エステル類)の濃度が異なる2種類の市販品を、目をつぶって2分間かいでもらい脳波を測定。するとエステル濃度が2倍近い香りの方が落ち着いた気分の際に出る脳波(アルファー波)が安定して検出した。強い香りのお酒をかぐと脳からアルファ波が出て、快適感が高まる実験結果だが、飲みすぎにはご注意を。

鍼の有効性が明らかに変形性関節症、米国で

2012年07月30日

鍼が膝の変形性関節症に対して、疼痛と機能改善有効であるという研究結果が米国で発表された。 そんな記事を1月5日付のJapan Medicineが掲載した。記事によれば、この研究結果は米国立衛生研究所の大規模研究で明らかになったもの。規模、期間、厳密性などがともなった臨床研究で、変形性関節症に鍼が有効性を示したのは初めてのケースだ。 具体的な研究方法は、患者570人に対し、標準的な変形性関節症の治療と平行し①鍼治療②偽の鍼治療③自助ガイダンスにいずれかの治療を行い、経過を見守った。 結果、鍼を受けていた患者は、8週目に著しい機能回復が見られ、14週目では他に比べ
疼痛レベルに大幅な減少があったという。

                         医道の日本 第737号より抜粋

ペットに東洋医学ブーム

2012年07月30日

東洋医学を導入する動物病院が増加している。そんな記事が12月25日付の読売新聞に掲載された。記事は鍼灸や漢方薬、推拿などを行っている動物病院の様子を紹介しながら、ペット業界での東洋医学の広がりについて掲載。 それによると、獣医師などで構成される獣医東洋医学会は発足当初の1993年は会員が138人だったが、現在は342人に増加、またペットへの指圧やマッサージに関する書籍の発行も多くなってきているという。 この背景にはペットの高齢化が進んだことや西洋医学の注射などでは治せない症例が増加していることなどが原因とみられる。 しかし同紙では東洋医学であらゆる症例が治療できるわけではないとして、使い分けの必要性を強調している。

                         医道の日本 第736号より抜粋

女性を最も癒す香りはイランイラン

2012年07月30日

女性の倦怠感やイライラに最も効果があったのはイランイラン主成分「B-カリオフィラン」
だった。そんな研究結果が12月4日の西日本新聞に掲載された。
それによると「B-カリオフィレン」は他のアロマオイルと比較して、出産後の不安を和らげる効果が高いことが述べられている。

医道の日本 第736号より抜粋   

男性6割女性7割以上が「自分はまだ若い」

2012年07月30日

博報堂生活総合研究所の調査で、本当の年齢に比べて「自分で実感している年齢」は平均7.2歳も若いということが分かった。
10月3日の朝日新聞によると、首都圏に住む18歳~76歳の男女約400人を対象に行われたこの調査では、「自分はまだ若い」とする人が男性で65%、女性で73%を占めた。また、本当の年齢と実感年齢が「同じ」としたのはわずか24.4%で74%もの人が「ずれている」と答えた。「ずれている」と答えた人は男性で6.4歳、女性では7.9歳も実感年齢が若いと感じているという。ちなみにこのギャップは年齢が増すにつれ広がり、30~40代で7.6歳、50代では11.1歳も、実感年齢の方が若いと感じている。
一方、10代~20代では実際の年齢より2.5歳高く年齢を実感していることが分かった。

                         医道の日本 第733号より抜粋

女性が嫌がる男性特有の体臭原因物質が特定される

2012年07月30日

今まで存在は指摘されながらも特定できなかった男性特有の体臭のもとが明らかになった。特定したのはライオンのビューティケア研究所の尾本百合子氏ら。
2004年11月18日付の朝日新聞によると、その男性の体臭を作っているのは、「アンドロステノン」という物質で、わきから分泌された男性ホルモンが肌に付着している細菌に分解されてできているという。これを嗅いだときの脳波を男女別に測定したところ、女性は不快に感じる一方で、男性はリラックスすることがわかった。同社はこのアンドロステノンを作りにくくする防臭製品を来春にも発売する予定だという。

医道の日本 第735号より抜粋

魚を多く食べる人は乳がんを発生しにくい!?

2012年07月30日

魚を多く食べる人は、あまり食べない人に比べて乳がんが発生しにくい-文部科学省の研究班の研究班調査によりそんな事実が明らかになった。9月17日付の朝日新聞が報じた。記事によると研究班は全国の40~79歳の女性焼く2万5400人にアンケート調査を行い、魚をどれくらいの頻度食べるかなどの食生活について調べ、そこから7年半の間、対象者の健康状態を継続的に追跡した。その結果、127人が乳がんになったが、その発生率が魚を「殆ど毎日」食べるグループは「週1~2回以下」しか食べないグループと比較して43%も低いことが分かった。理由はドコモヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタン酸(EPA)などの魚に含有される脂肪成分の働きだと考えられる。

医道の日本 第733号より抜粋

飲むだけのダイエット食品は効果なし

2012年07月30日

健康増進法違反で広告削除へ
「食事と同時に飲むだけで脂肪分や糖分を包み込み吸収をブロックする」などと謳っているダイエット食品は効果ない・・・。そんな記事が10月14日付けの朝日新聞に掲載された。
この研究結果を発表したのは国立健康・栄養研究所。同研究所がこのタイプのダイエット食品9種をラットに与え、ダイエット食品を与えなかったラットを比べた結果、体脂肪率や体重の推移に差はなく、ダイエット食品を与えたラットの脂肪の消化を比べても90%以上は吸収されていた。
厚生労働省は健康増進方違反に該当するとして、業者に広告を削除するように求めていく方針だ。

医道日本 第734号より抜粋


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