変形性膝関節症の方がしてはいけないこと

「階段の上り下りがつらくて…駅のホームに階段しかないと本当に困る…」
「正座がまったくできなくなって、食事に出かけても座敷だと食事が楽しめない…」
「朝起きた時の膝の痛みと固さで、一日が憂鬱な気分で始まる…」
こんにちは、大阪市旭区にある「新森桂整体院」の桂です。
変形性膝関節症の痛みがあると、日常生活の何気ない動作が辛いですよね。痛みがあるだけで外出を控えるようになり、活動範囲が狭くなって、だんだん生活の質が下がっていきます。
このブログを読まれる今も、好きな旅行やお孫さんとの時間を、痛みを我慢しながら過ごされている方もいるかと思います。
そこで今回は、変形性膝関節症の痛みから回復するために、整形外科や整骨院に通っても良くならなかった方が、なぜ当院の施術で改善したのか、実際の症例も交えてご紹介します。
変形性膝関節症とは
変形性膝関節症は、膝の関節にある軟骨がすり減ったり、変形したりすることで起こる疾患です。簡単に言うと、膝の「クッション」が薄くなったり傷んだりする状態です。
年齢を重ねるにつれて誰にでも起こりうる変化ですが、特に以下のような方がなりやすいと言われています。
・50歳以上の方(特に女性)
・肥満気味の方
・過去に膝を怪我した経験がある方
・O脚やX脚など、膝に負担がかかる姿勢の方
・立ち仕事や重労働が多い方
症状としては、膝の痛み、腫れ、動かしにくさ、違和感などが現れます。特に長時間歩いた後や、階段の上り下りの時に痛みを感じることが多いです。朝起きた時や、長時間同じ姿勢でいた後に膝が固まって動かしにくくなる「こわばり」も特徴的です。
変形性膝関節症でしてはいけない5つのこと
さて、変形性膝関節症と診断されたとき、「何をしたらいいのだろう?」と考える方が多いと思いますが、実は「何をしてはいけないのか」を知ることも同じくらい大切です。今回は特にしてはいけないことをご紹介します。
1: 痛みを我慢して無理に動かし続けること
「痛いけど、頑張って動かさないと悪化する」と思って無理をする方がいますが、これは逆効果です。適度な運動は大切ですが、痛みを我慢して行うのはNGです。痛みは身体からの警告信号です。痛みが出たら休憩を入れましょう。
2:正座や膝を伸ばしすぎない
正座に関しては、多くの方は「曲げると痛い」のでしないかと思います。しかし、意外と盲点なのが「伸ばしすぎ」です。
特に寝起きで膝に痛みやこわばりを感じる人は注意が必要です。上向きで寝る際は、膝の裏にバスタオルを丸めたものを入れるなど、少し膝が曲がった状態にして「膝が伸びきらない」ようにしてください。またコタツなどで床に座る際も、膝が伸びきらないように注意してください。
3:体重管理をしないこと
体重が増えると、それだけ膝への負担も増えます。1kg体重が増えると、歩行時に膝にかかる負担は3~4kg増加すると言われています。つまり、5kg太れば膝への負担は15~20kg増えることになります。適正体重を維持することは膝を守る上で重要になります。
4:長時間同じ姿勢でいること
座りっぱなし、立ちっぱなしの姿勢は膝に負担をかけます。1時間に1回程度は姿勢を変えたり、軽く歩いたりして、膝の血行を促進させましょう。
特に、デスクワークが多い方や、家事で立ちっぱなしになりがちな方は、意識的に休憩をとることが大切です。
5:膝を冷やすこと
冷えは関節の痛みを悪化させます。特に冬場は膝を温かく保つよう心がけましょう。保温性のサポーターや膝掛けを使用したり、入浴時にしっかり温めるのも効果的です。
当院の施術例
当院には、大阪市旭区をはじめその他の地域から、変形性膝関節症でお悩みの方が多く来院されます。その中のある患者さんからいただいた口コミをご紹介します。
(※Googleマップの口コミより 施術の効果には個人差があります)
なぜ、当院の施術で変形性膝関節症が改善するのか?
この患者さんは、当院へ来られるまでに、整形外科や整骨院にも通われていました。
整形外科では…
* 痛み止めの薬やヒアルロン酸注射
* リハビリテーション(運動療法)
などで痛みの緩和を目指しますが、効果が一時的な場合や、痛みの根本原因にアプローチできていない場合があります。
整骨院では…
* マッサージ
* 電気治療
* テーピング
などが一般的ですが、これらはあくまでも対症療法であり、根本的な解決にはなりません。
実際に、これらの治療を受けても「変形性膝関節症」が良くならない方は多いのはなぜでしょうか?
当院独自のアプローチ
当院の施術で変形性膝関節症の痛みが改善するのは、「身体の歪み」を整えるからです。
確かに「変形性膝関節症」の方は、膝が一番痛いです。しかし、膝に痛みを出している原因が「膝だけ」になかったらどうでしょうか?
分かりやすく、家を例にあげて説明します。
地震が起きて家の大黒柱が傾きました。その結果、屋根瓦がずれて雨漏りがしています。
こんな時、ずれた屋根瓦だけを直して雨漏りを防いでも、大黒柱が傾いていたら…時間が経てば、また屋根瓦はずれて雨漏りがしますよね。
我々の身体も同じです。
変形した膝を治療するのも大事ですが、なんで「膝が変形」したのか?ここが一番重要です。
変形性膝関節症の原因は「歳のせい」ではありません。高齢者でも膝に変形のない方、痛みのない方はいらっしゃいます。
そして、そんな高齢でも元気な方は、皆さん姿勢がいいです。
姿勢がいいと、身体に負担がたまりません。
逆に言えば、姿勢が悪いと身体のどこかに負担がたまります。その負担は、いずれ痛みになります。
つまり、膝に痛みがある方は、膝に負担のかかる姿勢になっているのです。
今回ご紹介した患者さんも、身体に歪みがありました。その負担が膝にかかっていたので「変形性膝関節症」の痛みが治らなかったのです。
そこで、身体の歪みを整える施術を行うことで、長年悩んでいた「膝の痛み」だけでなく、「肩こり」や「腰痛」までも改善しました。
当院では患者さんから「膝を触らないのに膝の痛みが良くなるなんて不思議」というお声をよくいただきますが、これは魔法でもなんでもなく「身体の歪みを整えている」だけなのです。
私は「身体が歪むと、どこかに負担がたまる。その負担が溜まった所に症状が現れる」という考えで施術をしています。
まとめ
今回は、変形性膝関節症の痛みを和らげるために、「してはいけないこと」と、当院の施術について解説しました。
決して「もう歳だから…」などと諦めないでください。
適切なケアと施術によって、変形性膝関節症の痛みは改善します。
「もっと早く来ればよかった!」そう思っていただけるよう、全力でサポートさせていただきます。
変形性膝関節症の痛みでお困りの方は、この下にある無料相談のメールやお電話でお問い合わせください。最後までお読みくださりありがとうございました。
(監修:鍼灸学士・柔道整復師 桂 寛章)