立ったままする腰のストレッチ

こんにちは、大阪市旭区の新森桂整体院の桂です。
今回のブログは「立って行う腰のストレッチ」です。
実は前回のブログ「座ってする腰のストレッチ」を書きながら…
「台所仕事や調理、工場での立ち仕事の人は…出来ないな…」
と思いましたので、今回は「立って行う腰のストレッチ」を書かせて頂きます。
皆さんは立ち仕事中に…
腰を「トントン」叩いて、痛みを誤魔化しながら仕事をしたり…
腰に疲れが溜まり時々捻ると「バキ!」って音がするけど、これって大丈夫?と思ったり…
調理の仕事で前屈みの姿勢が長いせいか、慢性的に腰が痛い…
なんだか最近、腰が痛いだけじゃなく…姿勢まで悪くなってきた気がする…
工場での作業中に少し体を傾けて立つせいか、腰が痛くなるのはいつも片方だ…
などの症状でお悩みではありませんか?
もし上記のような症状でお悩みなら、今回紹介するストレッチが役に立つかと思いますので、ぜひ最後までお読みください。
なんで?立ち仕事で腰が痛くなる?
立ち仕事…と一言で言いましても色んな状況があるかと思います。
①台所や作業台など比較的同じ場所で立ち続ける
②同じ所に立ち止まることはあまりなく、あちこち動き回っている
この2つの仕事を比較したとき、腰痛になりやすいのは①番です。
なぜなら①番は
同じ場所で立ち続ける=姿勢が変わらない=同じ筋肉を使う=筋肉の疲労が早い
それに対して②番は
同じ場所にいない=姿勢が変わる=色々な筋肉を使う=筋肉の疲労が遅い
つまり筋肉は、同じ姿勢でいると早く疲労し痛みが出やすいのです。
ですから腰が痛くなったら立ち続けずに、一度座るなど姿勢を変える事が望ましいのですが…お仕事や家事の場合は、そうそう休んでもいられませんよね。
そこで今回は「立ったままで簡単に出来るストレッチ」を紹介します。
「ふくらはぎ」のストレッチ
1:片足を後ろに引いて立つ
(この際かかとは地面につける)
2:後ろに引いた足の膝は伸ばしたまま、体の重心を前へ倒していく
※かかとは浮かさず、膝を伸ばしたまま、ふくらはぎが気持ち良く伸びる所で10秒キープ
「太ももの前」のストレッチ
1:つま先は正面に向け、壁に手をつき体を支える
2:片方の足の甲を持ち、かかとをお尻に近づけて、太ももが気持ち良く伸びる所で10秒キープ
※頭は下げないで体は真っ直ぐを保つ
「背中と脇腹」のストレッチ
1:頭の後ろで両手を組む
2:そのまま体を回わして10秒キープ
※顔は正面を向き、頭を下げたり背中を丸めない
☆それぞれ左右を5回づつ、お仕事の合間にしてください
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回ご紹介したストレッチは比較的場所も取りませんので、立ち仕事の合間にもしやすいかと思います。
また、足の前と後ろ・背骨周りの筋肉と広く全体をカバーしているので、手始めにするストレッチとしてもオススメです。
立ち仕事をしていると「どうも腰の調子が思わしくない…」という方は、まずは今回ご紹介したストレッチを1ヶ月ほど続けてみてください。
もしそれでも調子が悪いようでしたら、筋肉の疲労だけでなく何か他の原因(体の歪みなど)で腰が痛くなっているかもしれません。
その場合は当院で施術出来ますので、お早めにご相談ください。
最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。
(監修:鍼灸師・柔道整復師 桂 寛章)