坐骨神経痛に整体は有効？
こんにちは。大阪市旭区にある「新森桂整体院」の桂 寛章（かつら ひろあき）です。
「この痛み、整体に行っていいのかな？」「病院じゃないとダメかな…」
そんなふうに悩んで、なかなか一歩を踏み出せない方はいませんか？
最近ではネットで「腰痛」や「坐骨神経痛」といった症状を検索する方も多いですが、情報が多すぎてかえって迷ってしまい、「結局どこに行けばいいの？」と、判断に困ることもあるかと思います。
そこで今回は、整体が向いている腰痛・神経痛と、病院に行った方がよいケースについて、できるだけわかりやすくお伝えしたいと思います。
腰痛と神経痛ってどう違うの？
「腰が痛い」といっても、その症状はさまざまです。
たとえば…
- 腰そのものがズキズキ痛む
- お尻や太もも、ふくらはぎが重だるい
- 足の小指までピリピリと痛みやしびれがある
このように、痛みが腰だけでなく脚まで広がっている場合、坐骨神経痛といわれる状態かもしれません。神経の通り道で、どこかに刺激や圧迫が加わると、痛みやしびれが「神経の走行上」で感じることがあります。
たとえば、肘の内側を強くぶつけたとき、指先までビリッと電気が走るような痛みを経験したことはありませんか？
ぶつけたのは肘なのに、痛いのは指先。これが「神経痛」の特徴です。
同じように、腰やお尻まわりの筋肉が緊張して神経を刺激すると、脚の先まで痛みやしびれが出ることがあります。
実際、病院で坐骨神経痛の治療として痛み止めの注射（ブロック注射）を行う場合、どれだけ足に痛みやしびれがあっても、注射を打つ場所は「腰」です。
それは、痛みの「もと」が腰にあるから。つまり、症状が出ている場所と原因がある場所は一致しないことも多いのです。
整体で対応できる腰痛とは？
では、このような症状に対して整体はどう関われるのでしょうか？
当院では、以下のような方が多く来院されています。
- お尻～脚の小指まで広がる痛みやしびれ
- デスクワーク後に腰から足にかけての重だるさ
- 朝起きたときや長時間座ったあとに出る痛み
- 病院では「骨に異常なし」と言われたが、痛みやしびれが続く
これらの症状の多くは、体の使い方や姿勢のクセ、筋肉の緊張や骨盤のゆがみが関係しています。
こうした要因が、神経を圧迫・刺激することで痛みやしびれを引き起こしているケースでは、整体でのアプローチが有効です。
当院では、強く押したりバキバキと音を鳴らすような施術は行いません。
優しく、痛くない刺激で体を整えていく方法で、神経や筋肉の緊張をゆるめていきます。
※坐骨神経痛を早く治す方法については、こちらのページをお読み下さい👇
では、なぜ強い刺激ではなく「やさしい施術」を行うのでしょうか？
神経痛が出ている状態というのは、普通の腰痛よりも体が過敏で、緊張しやすくなっている状態です。
このとき、痛みを伴うような施術を受けると、人の体は反射的に「グッ」と力が入ってしまいます。これは痛みを我慢しようとする防御反応ですが、筋肉が緊張したままだと、ゆがみは整いにくくなるのです。
さらに、無理な刺激で神経を余計に刺激してしまえば、状態が悪化することもあります。
だからこそ当院では、身体が自然にゆるむような、やさしい施術を大切にしています。
※「坐骨神経痛でしてはいけないこと」については、こちらのページをお読み下さい👇
整体が向かないケースもある
とはいえ、すべての腰痛や神経痛に整体が合うとは限りません。
次のような症状がある場合は、まず医療機関での検査・診察が必要です：
- 寝れないくらいの激しい痛みが続く
- 排尿や排便に異常がある
- 足にまったく力が入らない
- 熱や強い倦怠感を伴う
- 事故・転倒後の強い痛み
こういったケースでは、内臓の病気や骨の異常、神経そのものの損傷が関わっている可能性があります。
当院では初回のカウンセリングで、体の状態をしっかり確認し、整体の範囲を超えている場合は、無理に施術せず病院の受診をおすすめしています。
実際に来られた患者さんの例
最近、実際に来られた患者さんがこんな口コミを残してくださいました。
https://share.google/uaknMPU0ZCGEZhAuC
（Googleマップの口コミより 施術の効果には個人差があります）
この方も、最初は「整体に行っていい状態なのか？」と不安を感じていたそうです。
検査の結果、骨や内臓に異常はなく、筋肉のこわばりや骨盤のゆがみが神経を圧迫していることが原因でした。
やさしい施術で体のバランスを整えていくと、少しずつ症状が改善し、無事に回復されました。
「まずは相談だけでもOK」
当院では、「いきなり施術」ではなく、まずじっくりとお話をうかがいます。
「これは整体で対応できるのか？」「一度病院に行ったほうがいいのか？」
そんな疑問を一緒に確認しながら、最適な施術方針を立てていきます。
「ここに来てよかった」と思っていただけるよう、無理なく、安心できるケアを大切にしています。
まとめ：迷ったら、まずはご相談ください
腰や脚の痛み・しびれで悩んでいる方の中には、「どこに行けばいいのかわからない」と感じている方も多いと思います。
症状によっては整体で大きく改善することもありますし、まずは「整体で対応できる範囲なのかどうか」を確認するだけでも十分です。
不安を抱えたまま我慢し続けるよりも、お気軽にご相談ください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
（監修：鍼灸学士・柔道整復師 桂 寛章）
