エイズ予防へ期待!!感染しないDNAに共通の特徴を発見。
エイズウイルスに感染しない人のDNAにはその特定領域に共通の特徴がある。そんな研究結果を7月4日付けの日本経済新聞が報じた。
記事によると、発見したのは宮沢正顕近畿大学教授(免疫学)とイタリア大学の研究グループ。イタリアでHIV感染者のパートナーと4年以上性交渉があり、感染していない42人を対象にDNAを解析した。その結果、22番染色体に特徴的な並び方の塩基配列部分があることを発見。免疫細胞の働きを調節する遺伝子が複数ある領域で、感染しない人は免疫活性物質が大量に出ているのを確認した。なおイタリアではこの特徴が数十%の人に見られるという。