トンガ代表選手の前十字靭帯

〜〜前十字靭帯損傷の基礎知識♪〜〜

 

スポーツ選手の膝のケガの代表ですねー

それも手術が対象の…w

前十字靭帯を切っちゃうと…

(すいません私、生まれが埼玉なんで関東弁ですw)

膝がグラグラして力が入らないので、「ストップ&ゴー」が出来ません。

また大抵の場合、靭帯損傷と共に「半月板」も損傷するので、手術の対象になります。

 

〜〜ここからは私見♪〜〜

私も30年近く臨床の場にいますが、前十字靭帯を手術すると元々の膝の可動域(関節の曲げ伸ばしの範囲)を取り戻すのに苦労している人がほとんどです。

これね、整形のDr 的には切れた靭帯をつないだら、まぁそれで任務終了なんですよ。

後はリハビリ頑張って!という感じです。(悪い意味ではなく)

 

確かに「切れた箇所をつないだら」一応は元の状態に戻った…と言えなくはないでしょう。

でもね、切れた靭帯はつながっても…損傷した際に受けた膝のねじれ等のゆがみは変わってないんです。

そしてこのゆがみは、一般的なリハビリで行うマッサージや電気治療、筋トレでは戻りません。

 

今回の「ヌシさん」もウチに来る前に、ずっ〜とリハビリしてました。

 

なんせ仕事ですからね、ラクビーが。

そりゃあもう本気でやったと思いますよ。

元に戻らなきゃ…辞めなきゃいけないんですからw

 

現に、前十字靭帯の手術でチームの2人が引退してるときたら…w

 

〜〜「ヌシさん」の膝〜〜

パッと膝を見ただけで、左右の膝の太さが違う。

手術した足が細いw

リハビリで筋トレすると、痛くて力が入れられない。

しゃがむのも痛くて深く膝が曲がらない。

 

「チームの2人も引退した。前十字靭帯の手術をしても膝は戻らないのか?」

ちょっと不安そうに、施術中に尋ねられました。

(↑これ…もしかしたら私の施術が??だったのかもしれません。

なんせ私の施術は派手な事しないし短いし…笑)

 

でもね、施術が終わって「膝曲げてみて〜」と言ったら…

「あれ?」と。

さっきより曲がる。

力も入る。

痛くない。

 

秘密はね、関節の軸。

関節の軸さえ合えば、ちゃんと良くなります。