魚を多く食べる人は乳がんを発生しにくい!?
魚を多く食べる人は、あまり食べない人に比べて乳がんが発生しにくい-文部科学省の研究班の研究班調査によりそんな事実が明らかになった。9月17日付の朝日新聞が報じた。記事によると研究班は全国の40~79歳の女性焼く2万5400人にアンケート調査を行い、魚をどれくらいの頻度食べるかなどの食生活について調べ、そこから7年半の間、対象者の健康状態を継続的に追跡した。その結果、127人が乳がんになったが、その発生率が魚を「殆ど毎日」食べるグループは「週1~2回以下」しか食べないグループと比較して43%も低いことが分かった。理由はドコモヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタン酸(EPA)などの魚に含有される脂肪成分の働きだと考えられる。
医道の日本 第733号より抜粋