産後の骨盤矯正はいつから?本当に必要!?
【産後いつから整体を受けられる?】
こんにちは。大阪市旭区にある「新森桂整体院」の桂 寛章(かつら ひろあき)です。
今回は、産後のママさんからよくいただく、
「産後は骨盤が開いているって聞くけど、いつから整体を受けられますか?」
というご相談についてお話ししてみたいと思います。
実際に整体を受けるタイミングの目安や注意点、そして「骨盤矯正は本当に必要なのか?」という疑問についても、鍼灸師・柔道整復師の視線からわかりやすくお伝えします。
産後すぐはダメ?
産後すぐは、出産のダメージから回復する「産褥期(さんじょくき)」と呼ばれる大切な時期です。
出産という大仕事を終えたばかりの体は、ホルモンバランス、内臓の位置、血流の状態などが大きく変化しますので、まずは、しっかり休むことが何よりも大切です。
そのため、産後整体を始めるタイミングの目安としては、1〜2ヶ月後というのが一般的な考え方です。
ただし、
「歩くのもつらい」
「恥骨がズキズキする」
「腰が立たない」
といった強い不調がある場合は、産婦人科で相談し、整体の許可を得たうえで施術を受けることは可能です。
実際に当院でも、産後1週間ほどで来られる方もいらっしゃいます。

(※Googleマップの口コミ投稿より 施術の効果には個人差があります)
https://g.co/kgs/YFGosAK
産後はどんな不調が出やすい?
産後の体は、とてもデリケートです。
赤ちゃんを産むためにゆるんだ関節や靭帯が、元の状態に戻ろうとするこの時期は、不調が出やすいタイミングでもあります。
代表的なものは、以下のような症状です:
- 恥骨や尾てい骨の痛み
- 腰痛や肩こり、頭痛
- 腕や手首の痛み(育児動作による)
- 体がだるく、朝スッキリ起きられない
- なんとなく気分が落ち込む
これらは、単に「筋肉が疲れている」だけではなく、身体のバランスや神経の働きが乱れていることが多いのです。
そのため、局所をマッサージするだけの対処では、その場しのぎになってしまいます。
当院では、ボキボキしない優しい整体で、体の軸や神経、リンパの流れを整え、身体の自然な回復力を後押ししています。
(※産後の恥骨痛・腰痛についてはこちらのブログをお読みください)
https://www.seikotsu.com/news/%e7%94%a3%e5%be%8c%e3%81%ae%e6%81%a5%e9%aa%a8%e7%97%9b%ef%bd%9c%e5%8e%9f%e5%9b%a0%e3%81%a8%e5%af%be%e5%87%a6%e6%b3%95

骨盤矯正は必須なの?
「産後は骨盤が開いているから、骨盤矯正しないとダメ」
そんなふうに聞いたことがある方も多いかもしれません。
でも、実は必ずしもそうとは限りません。
本来、体には「戻る力」が備わっています
妊娠・出産を経て、骨盤まわりの靭帯はゆるみ、身体全体にも大きなダメージが加わります。
とはいえ、出産後の体には少しずつ元の状態へ戻っていく「回復する力」が、ちゃんと備わっています。
ですから、すべての方に骨盤矯正が絶対に必要というわけではありません。
ただし、産後しばらく経っても……
- 恥骨の痛みが続いて歩くのがつらい
- 腰痛や肩こりがひどくて育児がしんどい
- なんとなく体の回復が遅れている気がする
このような不調が続いている場合は、身体のバランスの乱れが回復の妨げになっている可能性があります。
そんなときは、体全体をやさしく整える整体で、回復の流れをスムーズにサポートすることができます。
「矯正しないと痩せない?」その情報、ちょっと待って
最近では、
「骨盤矯正を受けないと体型が戻らない」
「矯正しないと産後太りが解消しない」
といった情報もよく見かけます。
でも実際には、代謝・食事・睡眠・生活習慣などの影響も大きく、骨盤矯正だけで体型が元に戻るとは限りません。
骨盤矯正を受けなくても、しっかりと体型が戻っている方もたくさんいらっしゃいます。
必要なのは「あなたの今の体に合ったケア」
出産後の体は人それぞれです。
「骨盤矯正をしなければ…」と焦ったり、不安になる必要はありません。
不調や痛みがあるなら、その原因に合わせたケアが必要ですし、とくに困っていなければ、焦らず自然に戻る力に任せるのも立派な選択です。
大切なのは、「〇〇しなきゃ」という義務感ではなく、
あなた自身の体の声を大事にすることだと思います。

よくある質問
Q1:痛いところを押されたり、ボキボキされるんじゃないかと不安です…
A1:ご安心ください。当院の整体は、痛いところを無理に押したり、ボキボキ鳴らすようなことは行いません。
やさしい刺激で、身体全体のバランスを整えていく施術ですので、初めての方でも安心して受けていただけます。
Q2:施術を受けてすぐに抱っこや家事をしても大丈夫ですか?
A2:基本的には問題ありませんが、無理のない範囲で動いてください。
施術後、患部の痛みが減っていても、まだ治っているわけではありません。必要な方には、施術後に過ごし方のアドバイスもお伝えしています。
Q3:骨盤ベルトはした方がいいですか?
A3:症状によっては効果的ですが、つけ方やタイミングがとても大切です。
たとえば、恥骨に強い痛みがある場合、ベルトが逆に負担になることもあります。骨盤ベルトは「補助的なもの」として考え、使う際は位置や締め具合などを正しく調整しましょう。当院では、必要な方には装着のコツもお伝えしています。
Q4. 恥骨の痛みもみてもらえますか?
A4. はい、対応しています。
出産後に多い恥骨の痛みは、骨盤の歪みや周辺の筋肉の緊張が原因になっていることが多いです。尚、恥骨には触らずに施術できますのでご安心ください。
Q5:何回くらい通えば良くなりますか?
A5:不調の程度や体の回復力によって異なりますが、目安はあります。
たとえば恥骨や腰の痛みが強い方では、最初の数回は週1ペースでの施術をおすすめします。多くの方は3~5回ほどで変化を実感され、7~10回程度で安定していきます。
まとめ
産後の身体は、妊娠・出産による骨盤周囲の靭帯の緩みやホルモンバランスの変化など、多くの要因で一時的に不安定な状態になります。
しかし本来、身体には自然に元の状態へ戻る「自己回復力」が備わっているため、多くの方は時間の経過とともに不調が改善していきます。
しかしながら、育児による身体への負担や生活習慣の影響により、回復が滞り、痛みや不調が慢性化するケースも存在します。
こうした場合は、身体のバランスや神経系、筋肉の状態を調整することで、自然治癒力を促進し、よりスムーズな回復を目指すことが重要です。
産後の恥骨痛や骨盤の不調でお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
(監修:鍼灸学士・柔道整復師 桂 寛章)




