腰痛の予防について
こんにちは、大阪市旭区にある新森桂整体院の桂です。
日本人の80%以上の人が経験するという腰痛。慢性的な痛みや、急にくるぎっくり腰などの痛みに悩まされた方も多いと思います。
また「もう、あんな痛いのはごめんだ…」「腰が痛くて動けなくなると困る」と思われている方もいるかと思います。
そこで今回は、腰痛予防の為に日常生活で気をつけたいポイントについて書いてみました。
正しい姿勢を意識する
まずは姿勢です。どれだけ筋トレやストレッチ、食べ物、睡眠に気をつけていても、おかしな姿勢で一日中過ごしていたら…腰は痛くなります。でも、一日中、良い姿勢でいるのは難しいですよね。そこでコレだけは気をつけて!というポイントをお伝えします。
イスに座る際は、骨盤を立てて座る。(骨盤を立てる座り方はこちらのブログをご覧ください)
スマホを見るときは、画面はなるべく上に上げ(顔の高さが理想)前かがみにならない。
まずは、この2つの姿勢からご注意ください。
歩く
歩くことの効能はスゴイです。血の流れが良くなり、血圧、血糖値の改善、また太陽を浴びながら歩けば、骨粗鬆症にも効果がありますし、自律神経も整いストレスの発散にもなります。
ちなみに、腰痛の原因には「血行の悪さ」「自律神経の乱れ」がありますが、これら2つを歩くだけで解消できます。
目標は1日30分ですが、運動習慣のない方は1日10分からでも良いので、まずは体を動かす習慣をつけてください。
湯船に浸かる
慢性的な腰痛をお持ちの方は、入浴をシャワーだけで済ましている方も多いです。湯船に浸かることで血行は良くなりますし、適度な水圧がかかることでリンパの流れも良くします。また適度な水圧は副交感神経を刺激しリラックス効果もあります。
湯船の温度は38~40度で15~20分を目安にしてください。
睡眠
日中の疲労回復に睡眠は欠かせません。また時間だけでなく睡眠の質も大事です。お酒を飲んでの睡眠は寝入るのは早くても、睡眠の質的には良くないとされています。ですから毎晩お酒を飲んで寝る…というのは、腰痛予防の観点からはお勧めできません。
また寝る前のスマホも睡眠の質を低下させる要因になりますのでご注意ください。
体重は適正値を目指す
体重の増加は腰にかかる負担が増します。特に腹部に脂肪がつくと、腰椎への負担が増し腰痛を起こしやすいです。バランスの取れた食事を心がけ体重の増加に気をつけてください。
重い物を持ち上げる時
重い物を持ち上げる際は、膝を曲げて腰を下ろし、荷物に体を近づけ背筋は伸ばしたまま持ち上げることで、腰への負担を軽減できます。
ストレスを溜めない
少し意外かもしれませんが、ストレスも腰痛の原因となります。ストレスが溜まると血流が悪くなって筋肉を緊張させ、腰痛の原因となります。ストレスが全くない生活は難しいと思うので、上手に発散させてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?日常生活の中での小さな工夫が、腰痛の予防につながります。正しい姿勢、歩く、湯船、睡眠…いっぺんに全部しなくても、できることから始めてください。
また、当院では腰痛予防のために来院されている方もいらしゃいます。もし腰に不安のある方は、お気軽にご相談ください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
(監修:鍼灸学士・柔道整復師 桂 寛章)