腰痛で足が痺れる本当のわけ

こんにちは、大阪市旭区にある新森桂整体院の桂です。

腰が痛いだけでも大変なのに、足まで痺れてきたら…

この痺れ…これ以上ひどくなったらどうしよう

マッサージやストレッチをしても良くならない…

病院に行って「腰の手術」とか言われたらどうしよう

このようなことでお悩みの方もいるかもしれません。

そこで今回のブログでは「腰痛で足が痺れる本当のわけ」を書きました。

足が痺れるのは、腰部椎間板ヘルニア?

「腰痛」「足」「痺れ」などで検索すると、坐骨神経痛と出てくると思います。そして代表的な疾患として、腰部椎間板ヘルニアが上がってきます。

しかし、腰部椎間板ヘルニアが本当に足の痺れの原因なのかは、最新の論文では否定されています。

「えっ~本当なの?」と思うかもしれませんが、海外ではヘルニアは痛みの原因ではないことは、かなり前から言われています。

国際的には、「健常者の76%に椎間板ヘルニア」「健常者の85%に椎間板変性」「健常者の89%にMRI異常」この観点から、「椎間板ヘルニアと腰痛との関連性は極めて低い」とされています。

こちらの方は整形外科で「椎間板ヘルニア」と診断されました。

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Googleマップの口コミより

(※施術の効果は個人差があります)

椎間板ヘルニアは、背骨の間にある椎間板が変性して後ろに飛び出し、脊髄神経を圧迫することで様々な症状(痛み・痺れ・麻痺など)が起こるとされています。

もし本当に椎間板が神経を圧迫して痛みが出ているなら、私が施術して痛みをとるには突出した椎間板を引っ込めないと痛みが取れないはずです。そんなこと私に出来ません。

でも痛みが取れたということは、椎間板が痛みの原因ではなかったと考えられます。

足が痺れるもう一つの代表疾患である「脊柱管狭窄症」にしても同じです。脊柱管狭窄症は背骨と背骨の間が狭くなり、神経を圧迫して起こる疾患とされています。

しかし背骨と背骨の間が狭い人なんて山ほどいます。お年寄りで背中が曲がってる方なんて全員狭いです。

でも背中が曲がっている方が全員足が痺れているか?と言ったら痺れていません。また私が施術したって加齢的な背骨の変形は治せるわけがありません。でも痛みや痺れは取れていきます。

足が痺れる本当のわけ

結論から言うと「身体の歪み」です。

デスクワークなどで長時間座る、中腰での作業が多い、姿勢がよろしくない…身体が歪む原因は人それぞれです。普段よくする姿勢や身体の使い方悪いと、どこかに負担がかかります。その負担が限界を越えると痛みや痺れが出ます。

腰が痛くて足が痺れる方は、腰に負担が溜まっています。身体の歪みを整えれば腰に負担は溜まらなくなるので痛みや痺れもとれていきます。

症例:腰部椎間板ヘルニアと診断され、来院時は杖をついていました。

(※施術の効果には個人差があります)

まとめ

いかがでしたでしょうか?腰痛で足が痺れてきたら「どうしよう?」と悩むと思います。でも心配いりません。ちゃんと治る方法はありますので、お近くの施術院にご相談ください。

もちろん当院でも身体の歪みは整えられますので、お気軽にご相談ください。最後までお読みくださりありがとうございました。

                       (監修:鍼灸学士・柔道整復師 桂 寛章)