肩こりからの頭痛の症例
こんにちは大阪市旭区 新森桂整体院の桂です。
今回のテーマは「肩こりからの頭痛」です。
肩がこりすぎると…頭痛がする
もともと肩こりで天気が悪くなると…頭痛がする
睡眠不足が続くと…頭痛がする
肩こり患者さんの1~2割の方から、このような声を伺います。
肩こりだけでもしんどいのに、頭痛までしたら…気分も憂鬱ですよね。
低気圧が近づくたびに頭が痛くなっては…「あっ~」とため息もでるかと思います。
睡眠が十分に取れないくらい忙しい…今が頑張りどきなのに…頭痛がしてたら頑張れません。
そんな肩こりからの頭痛でお困りの方に「なんで頭痛がするのか?」を、実際の症例を踏まえてご説明します。
なぜ肩こりから頭痛を起こすか?
肩こりからの頭痛の主な原因は「血流の悪さ」です。
では、なぜ血流が悪くなり頭痛がするかを簡単に説明します。
肩がこると首や肩の筋肉が硬くなる → 硬くなった筋肉が血管を圧迫 → 圧迫された血管は狭くなる → 必然的に血管を通る血液量は減る → 血液には酸素が含まれる → 酸素が少ないと頭痛がする (高い山に登ると頭が痛くなる高山病も、酸素が薄いから頭痛がします)簡単に言うとこうなります。
ですから肩がこって頭が痛い時に、お風呂で温まると血流が回復し頭痛が治ります。
しかし同じ頭痛でも偏頭痛の方は違います。血流が良くなると偏頭痛は悪化しますので、肩がこるからといって、入浴やマッサージなどは控えてください。
偏頭痛の原因は三叉神経の刺激やストレスなど諸説ありますが、いずれも自律神経と深く関わっています。
ですから施術で自律神経を整えると、偏頭痛の症状も出なくなってきます。
こちらの方は偏頭痛で雨の日に頭痛が悪化していました。(トリプタンは脳内の血管を収縮させ血流を抑制する薬です)
Googleマップのクチコミより
(施術の効果は個人差があります)
なぜ肩が凝るのか?
一言で言えば、身体が歪んでいるからです。
身体が歪むと、どこかに負担がかかります。
その負担が肩であれば肩に症状が出ますし、腰に負担がかかれば腰痛になります。
ですからお風呂に入って血流を良くしても、時間が経てば肩はこってきます。
マッサージも同じです。硬い筋肉をほぐしても楽になるのは一時的です。
「なんで肩や首の筋肉が硬くなるのか?」そこを解決しないと「肩こり」は治りません。
マッサージで改善しなかった肩こりからの頭痛
(自筆ではないのは字に自信がない…とのことでした)
自律神経がらみの肩こり・頭痛など
(少し字が小さいので読みやすいように写しました)
昨年の夏頃より自律神経の不調が原因かと思われる不定愁訴で悩んでおりました。
頭病(痛だと思います)、肩こり、腰痛、低血圧、胃痛、げり等様々で腰痛だけでも整形外科や整骨院といろいろ通っておりました。
通院しても何も良くならなかったり、腰は良くなっても肩こりが酷くなったりとなかなか良くならず悩んでおりました。
桂先生には過去にお世話になった事があり、ここなら何とかしてくれるかも、という思いはありましたが、費用の面で通うかどうか悩んでおりました。
しかし、年末ごろからは眩暈、ふらつきの症状まで出てきてしまい、此処しかない、との思いでこちらに参りました。
初回で首のこりがましになり、首が回るようになりました。
3回目ぐらいでふらつきの症状がほとんどなくなりました。
特に仰向けで頭をさわってもらう治療は不思議です。
何故ふらつきが治るのか良くわかりませんが、
実際に良くなったのでとても感謝しております。
まだ少し股関節が痛んだりしますので、もう少しお世話になるかと思いますがよろしくお願いします。
妻も最近体調が良くないので勧めてみようかと思っております。
大阪市旭区新森 K.U
良くなる為の生活習慣のポイント
入浴
もしシャワーで済ませているなら、湯船に浸かることをお勧めします。
湯船に浸かるのは、単に温まるだけでなく水圧がかかるので、血の巡りが良くなります。
運動習慣をつける
難しいことはいりません。今まで運動習慣がなかった方は、歩くことから始めてください。1日に10分でもいいので毎日歩いてください。歩くことで血の巡りが良くなります。
十分な睡眠をとる
睡眠時間が少ないと日中の疲れが取れません。また自律神経の働きも乱れるので睡眠は大事にしてください。
食事
甘いものやインスタント食品はなるべく避けられた方がいいかな?と思います。
私は栄養士ではないので詳しいことは分かりませんが、「人は食べた物で出来ていて、食べた物が体に出る」昔、中国の鍼の先生の弟子だった頃にそう習いました。
でもその先生は偏食で、野菜はあまり食べず肉ばっかり食べる先生でした。お腹も出ていましたので、ある意味体には出ていたのかな(笑)と思います。
冗談はさておき、身体が弱っているときは身体に優しいものを食べる方が良いと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回のブログが「肩こりからの頭痛」でお困りの方に少しでもお役に立てば幸いです。
またブログをお読みになり「身体の歪み」が気になる方はご相談ください。
最後までお読みくださりありがとうございます。
(監修:鍼灸学士・柔道整復師 桂 寛章)