坐骨神経痛の症例と気をつけてほしい事

こんにちは大阪市旭区の新森桂整体院の桂です。

今回のブログのテーマは「坐骨神経痛」です。

・腰から足にかけて「ジンジン」と痛んで…イスに座っていられない。

・夜寝てるだけで痛みがあり…熟睡できない。

・歩くとお尻から太ももまでが「ピリピリ」して…長い時間歩けない。

こんな症状でお悩みの方もいるのではないでしょうか?

イスに座るのが痛いと、車の運転やデスクワークの方にとっては死活問題です。

夜、熟睡できないと、日中の疲れもとれません。

また、どこに出かけるにしても歩くと痛みがあっては、出かけるのも億劫になりますよね。

そこで今回は坐骨神経痛を早く治すために、ご自分でも気をつけてほしいこと。

そして実際の「坐骨神経痛の改善例」について書かせて頂きます。

なぜ?坐骨神経痛になる

簡単に言えば、坐骨神経痛は腰痛が進行した症状です。

普通の腰痛は、痛みがあるのは腰だけです。

一方坐骨神経痛は、痛みや痺れが腰だけでなくお尻や足にまで広がります。

 

ではなぜ?お尻や足に症状が出るかと言いますと…

進行した腰痛の影響が「腰から足に繋がる神経(坐骨神経)を圧迫しだした」からです。

この神経を圧迫している原因は、体の歪みです。

体が歪み、背骨が傾き神経の通り道を狭くしているケース。

体が歪み、腰の周りの筋肉が慢性的に緊張し、神経を圧迫しているケース。

この他にも様々なケースがありますが、いずれにおいても「腰から足に繋がる神経」を体のどこかで圧迫しているから出る症状です。

その圧迫している原因(体の歪み)を的確に捉え改善すれば、坐骨神経痛は良くなります。

坐骨神経痛の際に気をつけてほしいこと

・重いものを持ち上げる際は、必ず膝を曲げ足の力を利用して下さい。

(しっかりと膝を曲げ、腰から背中は真っ直ぐの姿勢を保ったまま持ち上げる)

・イスなどに座る際は「痛みがきそうだな…」と感じたら、一度立ち上がって下さい。

(同じ姿勢でいると早く痛みが出ます。立ち上がって腰を伸ばしたり、1~2分でもよいので歩ける環境なら歩くことをお勧めします)

・体重の増加には気をつけて下さい。

日頃運動習慣のあった方が坐骨神経痛になり、運動が出来なくなり体重が増えてしまった…

痛みのストレスが食に向かい、ついつい食べ過ぎてしまう…

特にお腹周りに肉がつき、腰が反ってしまうと坐骨神経痛の悪化要因になります。

ですから妊娠中に坐骨神経痛を発症してしまう方もいらしゃいます。

(※当院の施術は妊娠中でも受けれます。下記の症例集に1件掲載)

・過度なストレッチや痛いところを「グリグリ」と強く揉まないで下さい。

特にお尻のエクボの部分などは、テニスボールなどでグリグリとしたくなりますが、実は坐骨神経痛には逆効果です。

単に「今日はよく歩いて疲れたな~」という場合なら強めのマッサージでも大丈夫です。

しかし痛みがあるのは、筋肉などの組織が傷ついている証拠です。

ですから傷ついた筋肉を「グリグリ」すれば傷口は広がり、余計に治りづらくなります。

ストレッチも同様で強い刺激は患部を悪化させかねません。

痛みがある時のマッサージとストレッチは、「少し物足りないな」くらいが丁度いいです。

 

坐骨神経痛の症例

性別:女性 年齢:70代 症状:坐骨神経痛で歩くのが困難

 

性別:女性 年齢:30代(妊娠5ヶ月) 症状:お尻の付け根の痛み・寝返りが痛い

 

性別:女性 年齢:64歳

症状:坐骨神経痛・太ももの裏の痛み・寝起きの痛み・立っているのがつらい

 

性別:女性 年齢:52歳 症状:坐骨神経痛・左の腰から足にかけての痛み

(施術の効果には個人差があります)

まとめ

坐骨神経痛の痛みの強さは人により様々です。

なかには、夜、寝れないくらいの激痛の方もいらしゃいます。

当院にも年に何人か、薬も効かない・ブロック注射も効かない・夜、横になることも出来ない…という位、痛みのきつい方が来られます。

でも安心して下さい。

ずっとその痛みが続いた人はいません。

繰り返し施術をすることで痛みはとれていきます。

1回で治す魔法のような施術はできませんが、開業して25年、コツコツと磨いてきた技術で皆様のお役に立てればと思っております。

最後までお読みくださりありがとうございました。

(監修:鍼灸師・柔道整復師 桂 寛章)