最近、顎の調子が悪いけど…これって顎関節症?
★なんだか最近、顎の調子が悪いけど…これって顎関節症?
こんにちは、大阪市旭区で「新森桂整体院」を開業している 桂 寛章 です。
先日、Yahoo!ニュースで「長引くマスク生活で、顎関節症を発症する人が増えている…」という記事を読みました。
そうなんです…
確かにウチの院でも、コロナが流行ってから「顎の痛み」で来院される方が増えてます。
というわけで、この度のブログでは「顎関節症」にならない為の予防法についてお伝えします。
とても簡単に出来ることなので、ちょっとしたスキマ時間に試して下さいね。
★どんな人が?顎関節症(顎が痛くなる)になりやすいの?
これはですね~
もう…正直に言えば…色々です(汗)。
まぁでも「長引くマスク生活…」という事なんで、マスクしばりで書きますね。
・一日の中で、マスクをする時間が長い方
・マスクをする事で、あまり喋らなくなった方
・マスクのせいで、口を大きく開ける機会(大きな声で笑ったり、喋ったり)が減っている方
…といったところです。
★それでは「なぜ?」マスク生活で顎関節症になりやすいのか?
まず、顎関節症の代表的な症状として…
・口が大きく開かない
・顎の付け根に痛みが出る
・口を開け閉めした時に「ガク」と音がする
…がありますが、これらの症状は筋肉の動きの悪さが原因です。
筋肉が正常に動いていれば、これらの症状は現れません。
次に、筋肉は「使わないと硬くなる」という特性があります。
これは顎の筋肉に限った話ではなく、全身の筋肉も同じです。
皆さんの体も、運動不足が続くと…いつの間にか体が硬くなっていませんか?
言ってみれば、それと同じです。
ですから、マスクをすることで、喋る時に口の動きが小さくなっている方は、顎付近の筋肉が硬くなってしまうのです。
そしてまた『硬い筋肉は、つっぱり感や痛みも出やすい』というのがあります。
例えば…
肩こりの人の肩って、もんだら…硬いですよね。
そして肩こりがひどくなると、首や肩を動かすと「つっぱったり、痛み」が出ませんか?
いわば、顎の筋肉もコレと同じ事が起きています。
マスクをする事で、以前より大きく口を動かさなくなった…
↓
顎(口)を動かす筋肉が硬くなる
↓
筋肉の特性として、硬い筋肉は動きが悪くなり、痛みも出やすくなる
というような感じですね。
★それでは顎関節症にならない為の予防法です
一番は、マスクを外す時間を増やす事なんですが…
まだまだコロナが気になる方もいるでしょうし、やむを得ずマスクをしている人もいるかと思います。
そんな方でも、是非していただきたい事をあげますね。
・マスクをしたままでいいので、あくびの様に大きく口を開ける
(そのまま口を閉じずに、5秒ほど口を開けたままキープ)
・口を半開きにして、下顎を左右に「じわ~」と動かす
(これも左に動かしたら、その場で5秒ほどキープ。右も同じ様に)
・下顎を前に突き出して、コレも5秒ほどキープ
(うけ口…のイメージですね)
以上の体操を、気が付いた時にして下さい(1日に何度でもOK)。
(お風呂で湯船に浸かりながらすると、気分もリラックスするので特にオススメですよ)
★まとめ
この度のブログが、長時間マスクを付けざるを得ない方の『顎関節症になるリスク』を減らせるきっかけになれば、嬉しく思います。
また当院では
大きく口が開かない…
口を開けると顎が痛い…
口を開けると「ガク」と音がする…
といった症状の施術もしております。
もし体の不調でお悩みでしたら、お早めに当院までご連絡ください。
最後までブログを読んで頂き、ありがとうございました。
(監修:柔道整復師・鍼灸学士 桂 寛章)