踵の痛みの原因は〇〇だった!?
なかなか治らない踵の痛み、その痛み〇〇が原因かもしれません!
今回のブログは、歩いたりする時に踵が痛い方についてのお話です。
ひとことで「踵の痛み」と言っても、原因・病名も色々です。
例えば…足底筋膜炎、扁平足、アキレス腱炎…などなど。
でも正直、病名なんてどうでもいい…
それより、テーピングやらインソール、病院でレントゲンも撮ったけど…いまいち治ってないよ(泣)…という方にこそ、読んでいただきたいと思います。
☆病院でレントゲン検査は異常なし、整骨院で電気とマッサージしても…あんまり…
そんな踵の痛みの隠れた原因とは?
今回お伝えしたいのは、
立っている姿勢
立っている姿勢が「かかと重心」になっていると、踵の痛みはなかなか治りません。
ですから、もしあなたの踵の痛みが、電気やマッサージ、テーピングにインソール(足底版)などをしても「その時は少し良くなるけど…またスグにぶり返す…」というのなら、「かかと重心」が痛みのホントの原因かもしれません。
☆なぜ「かかと重心」だと痛くなる?
まず、人は立っている時に「どこで体重を支えているか?」というと、足の裏の3点です。
この3点に均等に体重が載っていれば、土踏まず(足の骨のアーチ)の機能(歩く際の地面からの衝撃を吸収してくれる)がしっかり働くので、踵は痛くなりません。
しかし3点に均等にかからず、踵の方ばかりに体重がかかっていると…土踏まずの機能がしっかり働かず、地面からの衝撃が踵にどんどん貯まり、踵が痛くなります。
☆では、どんな人が「かかと重心」になりやすいか?
これは一言でいうと。姿勢のバランスが崩れている方です。
でも…姿勢のバランス?と急に言われても、自分ではなかなか分かりませんよね?
そこで簡単に「姿勢の歪み」のセルフチェックの仕方をご紹介します。
1:鏡の前に立ち、自分の肩の高さが左右同じかどうか?
2:自然と力を抜いて立った時、手の位置がどこにあるか?
3:アキレス腱伸ばしをした時に、ふくらはぎの突っ張り具合に左右差はあるか?
いかがでしょうか?
1番の肩の高さは…もちろん左右同じ高さが理想です。
2番の手の位置ですが、これの理想は真横です。
(ウチの院に「かかとの痛み」で来られる方は、手の位置が前にある方が多いです)
3番は、突っ張らないのが理想ですが、左右差が極端にある方は、片足重心になっているかもしれません。
「ねこ背」で肩がよく凝る方や、慢性的な腰痛がある「反り腰」の方などは、背骨の
歪みがありますので、今、かかとに痛みが出ていなくても、注意が必要です。
☆重心バランスを正して、かかとの痛みを改善する方法
足の指をよく動かす
慢性的に踵に痛みを抱える方の足型を取ると、足の指が映らない方がほとんどです。
「かかと重心」になると、「浮き指」と言って足の指が浮いている状態になるので、足型を取ると指が映りません。
(↑踵に体重が載っている為、インクの色が踵が濃く、浮き指は映っていません)
この「浮き指」の改善には、足の指の体操が効きます。
毎日、足の指をよく動かす(グーパー)する事で、段々と足の指にも体重が載るようになるので、結果「かかと重心」も改善します!
「かかと重心」が改善すると、土踏まずの機能も回復し、踵に集中していた地面からの衝撃も緩和し、踵の痛みも引いていきます。
☆まとめ
いかがだったでしょうか?
この度のブログが、なかなか治らない踵の痛みでお悩みの方に、少しでもお役に立つことができたら、嬉しく思います。
また、当院では踵の痛みに対する施術も行っております。
もし踵の痛みの症状でお悩みでしたら、お気軽にご連絡ください。
最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。
(監修:鍼灸学士・柔道整復師:桂 寛章)