半月板の手術について
院長の月刊カルテ通心
先日、高校2年生のバスケ部の男子が来院しました。
当院に来る前に整形外科で2ヶ月ほど治療を受けており、検査の結果「半月板の水平断裂」
とのこと。
来院時は、バスケどころか、右膝が伸びない、曲がらない状態で、スムーズな歩行も出来ませんでした。
整形外科では、「半月板の手術も視野に入れて下さい」と言われているが、本人はともかく両親は、なるべく手術は避けたいとのこと。
でも本人は、2ヶ月もまともに歩けない状態ですので、手術をしてバスケが出来る様になるのなら、手術もアリ!という心境。
実はこのようなケース、結構多いのです。
家族は手術を薦めるが、本人は乗り気では無い…とかね。
こんな時私は、手術のメリットとデメリットと、当院で望める施術効果を、
保護者と本人に簡潔に伝えます。
そして説明に納得して貰ったら、施術開始です。
幸いな事に、この高校生は2、3回の施術で歩行時の問題は ほぼ解消し
5、6回目の施術が終る頃には、軽い練習も出来る様になりました。
勿論、まだ完治はしていませんが、この調子でいけば半月板の手術をしなくても、
バスケは出来るようになると思います。
このように、半月板を痛め手術を回避したくて来院される方や、半月板の手術をしたが、
術後あまり症状が良くない…という方。
何かヒザの事でお悩みであれば、相談だけでも結構ですから、一度電話かメールを下さい。
一緒にそのヒザの痛みを解決していきましょう。