ペットに東洋医学ブーム

東洋医学を導入する動物病院が増加している。そんな記事が12月25日付の読売新聞に掲載された。記事は鍼灸や漢方薬、推拿などを行っている動物病院の様子を紹介しながら、ペット業界での東洋医学の広がりについて掲載。 それによると、獣医師などで構成される獣医東洋医学会は発足当初の1993年は会員が138人だったが、現在は342人に増加、またペットへの指圧やマッサージに関する書籍の発行も多くなってきているという。 この背景にはペットの高齢化が進んだことや西洋医学の注射などでは治せない症例が増加していることなどが原因とみられる。 しかし同紙では東洋医学であらゆる症例が治療できるわけではないとして、使い分けの必要性を強調している。

                         医道の日本 第736号より抜粋