世界唯一の飲む発毛剤 日本でも発売

万有製薬が世界で唯一の飲む発毛剤「プロペシア」を発売した。
昨年12月13日付の読売新聞が報じた。
同誌によると、プロペシアは1998年、アメリカで最初に発売され、世界60ヵ月以上で年間約300億円の販売実績がある男性型脱毛症治療薬。万有製薬の親会社である米製薬大手メルクが開発した。脱毛を促す男性ホルモンをつくる酵素意の働きを防ぐ。診療も薬代も保険診療の対象外の医薬品で、医師の処方せんが必要となる。1日1錠服用し1錠あたり250円。
同薬の副作用については12月15日の付の毎日新聞が報じている。ブリティッシュ・コロンビア大学医学部のジェリー・シャピロ教授はプロペシアの効果について「半年から1年で効果が出る」という一方、2%の人が性機能の低下、1000人に1人の割合で心拍数の上昇などが見られたが、どとらも服用の中止で回復する、と話している。
プロペシアは胎児への悪影響を及ぼす可能性があることなどから女性の服用はできず、またストレス性の円形脱毛症には効かない。