月刊カルテ お相撲さんの膝治療

201304.jpeg ♪ テン、テケテン ♪ (大相撲のお囃子です)

先日、大相撲の大阪場所の期間に、入間川部屋の関取が治療に来られました。(入間川部屋といえば、私の地元の埼玉県。偶然ですが、何かの縁を感じます)

いや~、お相撲さんを診るのは、久しぶり。昔も治療した事はあるのですが、まぁ~大変でした。なぜなら、関取の身体のデカさは規格外。普通のベットの大きさでは、まず無理。(ベットを2つ繋げないと…)
ですからね、今回も予約の電話が鳴った際、正直言うと「う~ん・・・困ったね、こりゃ」。
だってね、治療する姿勢も、関取はお腹が出てるので、うつ伏せは腹がつかえて長時間は難しい。そしてなにより『重い!』。(筋肉の上に脂肪ものっていますから、太さは同じでも一般の方より重いです)
それでもって、関取は着物姿ですから、帯が邪魔で治療するには着物を脱がないと・・・。(一応、うちは患者着(着替え)も用意してますが、流石に関取サイズは無いです・・・)
という事で、治療中はパンツ一丁! ハッハッハ・・・。(2日目からは、Tシャツを持参されてましたが・・・笑)男同士とはいえ、ねぇ?

傷めていたのはでしたが、治療効果に納得されたようで(力士に限らず、プロの選手は色々な治療を受けてますから、治療効果にはシビアです)場所中、後も治療に来られました。
(埼玉に帰っても、同じ様な治療を受けたいとの事でしたので、治療仲間を紹介しました)

しかし、あの巨体がぶつかり合うんですからケガもしますわね、力士って大変です。